宅部池(たっちゃん池) やけべいけ たっちゃんいけ
都立狭山公園の敷地内にあり、丘陵の湧水や多摩湖からの流水で出来た池で、北川の源流にあたります。通称たっちゃん池の愛称で親しまれ以前はモツゴ(クチボソ)・タナゴ・ザリガニ・トウヨシノボリなど釣りもできましたが今では釣りは禁止です。外来魚(オオクチバス・ライギョ)も多く生息するようになり駆除を行っています。
この池は心霊スポットとしても知られ、その由来は、1925年(大正14年)の夏に、地元の少年「たっちゃん」(10歳)が遊んでいる最中足を滑らしこの池に落ちてしまい、それを助けようとした青年2人も溺れて、結局3人とも亡くなってしまうという悲しい事件が起きました。以来、子供のすすり泣く声が聞こえたり、夜に池付近に近づくと白い手が水面から突然現れ、池の中に引きづりこもうとする噂が絶えない。
住所 | 東村山市多摩湖町2丁目 |
アクセス 公共交通 | 西武多摩湖線「武蔵大和駅」下車徒歩約7分 最寄駅 > 武蔵大和駅(西武鉄道)~796m |
レポート
初夏の池の周りは緑が濃く、散策には気持ち良い季節です。
緑の木々と宅部池(たっちゃん池)の風景です。
池には人工産卵装置の透明な浮きがあちらこちらに浮かんでいました。どうやらブラックバスを増やさないための工夫みたいです。産卵装置にブラックバスの産卵を誘導し回収するらしいです。
池の南側には「鹿威し」(ししおどし)と小さな水車。鹿おどしからはコンッと響きわたる音がしました。苔むした石。
たっちゃん池付近から見た公園南門方向と北側方向の道。湧水の池は緑の草に覆われていました。
天気が良かったので多摩湖付近を散策してみました。
散策ルート 多摩湖(村山貯水池) > 都立狭山公園 > 宅部池(たっちゃん池)トータル、散策時間90分。宅部池は狭山公園の中央に位置し、北川の源流にあたります。心霊スポットとしても知られていることもあり散策してみました。池はあまり大きくはなく、水面は穏やかです。水深はあまり深くないようです。夜この池付近で、怖い噂が沢山ありますが、昼間はその気配を感じられませんでした。
静まりかえった池面に映し出される紅葉がとても綺麗でした。
紅葉と宅部池(たっちゃん池)の風景です。 手漕ぎボートがいい雰囲気を醸し出してます。北側にある通路。
宅部池(たっちゃん池)をもっと素敵にの看板。よみがえれ宅部池の看板。ウッドデッキが整備されています。
池の中央部を望む。池の南側。ウッドデッキから北方向の池を望む。鴨がいました。
池の南側湿地にあった水車。南側から池を望む。紅葉との風景も良かった。公園南門(武蔵大和駅方向)へ抜ける道です。
都立狭山公園駐車場に抜ける道に湧水の池があります。湧水の池の説明板です。湧水の池。
湧水の池を右手に、湧水の森の階段を上がっていきます。登りきると狭山公園駐車場(ダム南端入り口付近)