天台宗別格本山 狭山山不動寺 てんだいしゅうべっかくほんざんさやまさんふどうじ
自然豊かな狭山丘陵に狭山山不動寺が開山したのは、昭和50(1975)年4月。桃山時代の多宝塔は県の有形文化財。国の重要文化財に指定されている旧台徳院(徳川第二代将軍秀忠)霊廟「勅額門」「御成門」「丁子門」や県指定文化財の「多宝塔」がある。
文化財
国重要文化財「丁子門」「勅額門」
都道府県指定重要文化財「多宝塔」
住所 | 所沢市上山口2214 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料)スペースは15台のみ、ほかは西武ドーム有料駐車場を利用 |
アクセス 公共交通 | 西武球場前駅から徒歩約5分 最寄駅 > 西武球場前駅(西武鉄道)~455m |
アクセス 車 | 最寄IC > 入間IC(圏央道)~9.21km |
ご朱印 御朱印帳 |
頂ける御朱印の種類 不動明王の御朱印 初穂料・寸志:300円 |
御朱印 | |
TEL | 04-2928-0020 |
レポート
埼玉西武ライオンズが必勝祈願を行う寺として知られています。西武鉄道グループが、戦後、罹災した芝増上寺徳川家霊廟敷地内にあった建築、文化財や各地の文化財をこの地に集め、当時のオーナー堤義明と親しかった寛永寺の助力で、天台宗別格本山として建立したそうです。
狭山山不動寺、入り口「勅額門」(正門)と境内案内板。勅額門(国重要文化財・増上寺にあった徳川秀忠(台徳院)の廟から移設)。階段上に見えるのは「御成門」です。
スロープになった参道を進みます。「霊廟御成門」(増上寺にあった徳川秀忠(台徳院)の廟から移設・寛永9年(1632)家光の建立)の様子です。御成門の案内板。
不動寺総門(長州藩毛利家屋敷門を移築)。総門に掛かる提灯。不動寺総門の案内板。狭山山不動寺です。
第一多宝塔。弁才天(六角円堂)。近江清涼寺(井伊家菩提寺)から昭和23年に移建。
鐘楼。鐘の音の説明。
羅漢堂山門(虎ノ門田中平八郎邸の門を移築)。羅漢堂(港区麻布井上馨邸よりを移築)・手前に唐金灯籠。全国の大名から献納された唐金灯籠。
大黒堂。(奈良県の極楽寺境内に建立された柿本人麿の歌塚堂をこの地に昭和38年移設)大黒堂の説明。第二多宝塔です。
正面に見えるのは桜井門です。(奈良県の桜井寺にあった門をこの地に移建)桜井寺は幕末天誅組の本陣として利用されたこともあるお寺だそうです。桜井門を入り口方向から望む。