恵比寿島 えびすじま
須崎半島の突端にある恵比須島。無人島で、陸とは長さ50メートルほどの人道橋で結ばれています。橋を渡ると、約20分で島を一周できる遊歩道があります。
頂上付近には「須崎恵比須島指向灯」と、「恵比須神社」(夷子神社)があり、島からは伊豆諸島や石廊崎、神子元島が一望できます。
住所 | 下田市須崎 |
アクセス 公共交通 | 伊豆急下田駅より車で15分 |
レポート
下田の海水浴穴場スポットで、夏には磯遊びにもいいので子供連れで賑わっいます。シュノーケリングスポットとして人気も高いと評判です。当日は台風の影響で海は荒れて干潮時ではなかったので、島を一周できる遊歩道は散策できませんでした・・普段見られない恵比寿島の顔に変貌していました。島の周りが磯に囲まれ、潮が引いているときには潮溜まりが数え切れないほど出現し格好の磯遊び場となります。
恵比寿島入口。約50mの橋を渡り島へ。橋の途中から眺めた下田方向の風景。
橋を渡りきった正面に恵比寿島の案内板がありました。向かってきた橋を振り返って見た。透明度の高い海の磯場に囲まれた小さな漁港。
向かって右側の遊歩道。左側の遊歩道。時より波が遊歩道を越えてきました。この先にはタイドプール(干潮時)になる場所があります。橋を眺めた様子。
島の中心部に向かって階段があり、頂上付近には須崎恵比須島指向灯や神社があります。階段の途中に木製の鳥居。さらに階段を上って行きます。
階段を上りきったあたりから漁港を眺めた風景。こんな道を進みます。天気はバッチリでした。須崎恵比須島指向灯が見えてきました。
享保元年(1716年)創建の恵比寿神社(夷子神社)。夷子遺跡の説明。恵比寿神社の拝殿・本殿。夷子島祭杞跡の説明。ここは古墳時代後期に、火を焚いて、海のかなた住んでいる神様をお招きする儀式が行われていたと思われる場所の跡みたいです。
恵比寿神社と高さ13.1mの須崎恵比須島指向灯(灯台)。須崎恵比須島指向灯の説明板。石廊埼指向灯と同じく下田周辺の岩礁や険礁を避ける水路を示すために設置されたそうです。島の東側から眺めた灯台。
「磯遊びのスポットで地面の動きを探る」の説明。神子元島方向の海。若山牧水の歌碑「友が守る灯台はあはれ わだなかの蟹めく岩に白く立ち居り」。
南伊豆方向、白波が立つ海。下田灯台方向。海底を流れた土石流の地層。