修禅寺 しゅぜんじ
基本情報
807年(大同2)、弘法大師の開山と伝わる古刹。ここで源頼朝の弟・範頼[のりより]が自刃し、長子頼家が元久元年(1204)入浴中に暗殺された。岡本綺堂[おかもときどう]の戯曲『修禅寺物語』はこの史実を題材にして書いたものとして知られる。
大晦日の夜には除夜の鐘が一般にも開放される。
住所 | 伊豆市修善寺964 |
営業時間 | 宝物殿 4月から9月 午前8:30 午後4:30 上記以外の時期 午前8:30 午後4:00 |
料金 | 参拝無料、宝物殿入館料300円 |
アクセス 公共交通 | 伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス・伊豆箱根バス修善寺温泉行きで8分、バス停:終点などで下車 最寄駅 > 修善寺駅(伊豆箱根鉄道)~2.634km |
アクセス 車 | 東名高速沼津ICから国道136号経由25km1時間 最寄IC > 修善寺IC(修善寺道路)~1.381km 熊坂IC(修善寺道路) |
公開サイト | shuzenji-temple.com |
問い合わせ | 伊豆市観光協会修善寺支部 |
TEL | 0558-72-2501 |
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レポート
2015年3月11日(水)修禅寺へ行ってきました。
鎌倉時代には北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名刹で、伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所。境内の隣接している宝物殿には、非業の死を遂げた若き将軍源頼家の悲劇を描いた「修善寺物語」で、有名な古面もあります。源氏滅亡の場として歴史にその名を残しています。
150年ぶりに修復された、山門。指月殿にあった金剛力士像(平安時代後期の作品)が仁王堂に収められています。山門正面に向って右の阿形像と左の吽形像。
修禅寺の水屋は温泉でした。弘法大師ゆかりの温泉でお清めします。
修禅寺の縁起説明板。本堂。
本堂に架かる扁額。本堂から境内を振り返った様子。
弘法大師塔。檀信徒会館。大晦日には一般の人に開放され、除夜の鐘をつくことができる鐘楼堂。
付近にある観光レポート
独鈷の湯
修善寺温泉発祥の湯で、伊豆最古の温泉。弘法大師が岩を打つと湧いたという伝説が残る。
桂橋
桂川にかかる朱塗りの橋。(結ばれ橋)願いを唱えながら恋する二人で渡るとその人と固く結ばれると云われています。
竹林の小径
朱塗りの桂橋から滝下橋まで桂川に沿って整備された約400mの散歩道。
指月殿
伊豆最古の木造建築といわれる古刹。お堂には鎌倉期の作品である釈迦如来坐像が安置されている。
源頼家の墓
鎌倉幕府の第2代征夷大将軍、源頼家の墓。
明徳寺
トイレの神様である烏彗沙摩(うすさま) 明王を祀っている事でも有名。
浄蓮の滝
玄武岩の岩壁から落ちる伊豆第一の名瀑で伊豆を代表する観光名所。