岐阜大仏(正法寺) ぎふだいぶつ しょうほうじ
乾漆仏としては日本一の大きさ。
基本情報
金鳳山正法寺にある「カゴ大仏」とも呼ばれる釈迦如来坐像。高さは13.7mあり、籠細工をもとに乾漆というめずらしい技法で造られている。
胎内仏として、薬師如来像が安置されている。
奈良の大仏(奈良県、東大寺)、鎌倉大仏(神奈川県、高徳院)、※(1)京の大仏(京都府、方広寺 )、※(2)兵庫大仏(兵庫県、能福寺)、※(3)高岡大仏(富山県、大佛寺)、※(4)岐阜大仏(岐阜県、正法寺)と共に日本三大大仏のひとつ。岐阜県重要文化財指定。
周囲1.8mのイチョウを真柱として、木材で骨格を組み、竹材を編んで仏像の形を形成する。この竹材の上に粘土をぬり、一切経、阿弥陀経、法華経、観音経等の経典が書かれた美濃和紙を張り付けて漆を施し、さらに金箔を施してつくられている。経典は当時の住職が読み一枚一枚貼られている。この事から、別名を「籠大仏(かごだいぶつ)」という。全身が金箔で覆われ、穏やかな顔とあいまって独特の雰囲気がある。奈良の大仏や鎌倉の大仏と異なり乾漆仏の為、損傷に対して脆いという。
この大仏の製作に大仏製作では一般的な銅ではなく竹を使用しているのは、岐阜提灯や岐阜和傘など岐阜の文化が関係してるといわれている。
※(1・2・3・4)三大大仏の三番目は諸説あり定かではない。
住所 | 岐阜市大仏町 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 拝観料:大人200円、小・中学生100円 |
休業日 | 無休 |
駐車場 | あり8台 |
アクセス 公共交通 | 名鉄岐阜駅から岐阜バス長良橋方面行きで15分、岐阜公園歴史博物館前下車すぐ 最寄駅 > 田神駅(名鉄)~3.525km |
アクセス 車 | 最寄IC > 岐阜各務原IC(東海北陸自動車道(1))~11.851km |
公開サイト | gifu-daibutsu.com/shohoji/daibutsu.html |
TEL | 058-264-2760 |
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