忘れ路の丘 霧鐘塔 わすれじのおか むしょうとう
忘れ路の丘は霧ヶ峰の西に位置する丘陵地帯でグライダーの施設やクロスカントリーのコースが整備されています。
その名が示す通り、霧ケ峰は深く濃い霧で覆われることが多く、濃霧の日にハイカーに方向を知らせるために、1959年(昭和34)、蛙原の頂上に霧鐘塔が設置されました。霧鐘塔は霧のない日にはトレッキングの目印にもなります。
塔の側面には日本グライダー発祥の地の記念レリーフや、諏訪市出身の小説家・平林たい子による『鐘がものをいふ、霧が霧だと 鐘がものをいふ、生きろ生きろと』という歌詞が刻まれています。
現在では霧ケ峰のシンボルとして親しまれています。
住所 | 諏訪市霧ケ峰高原強清水 |
アクセス 公共交通 | JR上諏訪駅から車40分 |
アクセス 車 | 中央道諏訪ICから40分 |
レポート
霧鐘塔は霧ヶ峰高原のシンボルとして、見晴らしの良い霧が峰高原の蛙原(ゲーロッパラ)の頂上、標高1684mの忘れ路の丘にあります。忘れ路の丘にある霧鐘塔付近からの景色は素晴らしく鐘を鳴らし、360度の展望を楽しんできました。冬には「ファミリーゲレンデ霧ヶ峰スキー場」となります。
駐車場の隣に、食事もできる「ホテル・こわしみず」があります。無料駐車場から霧鐘塔を望む。駐車場の様子です。
リフト乗り場から左手方向には廃墟がありました。リフトは2基ありますが、夏山リフトは麓から左側のみの運行でした。乗車入口の様子です。料金は往復大人一人350円でした。
いよいよ夏山リフトに乗車。運行していない右手のリフト。なだらかな丘陵を登っていきます。
振り返って駐車場方向を眺めた様子。左手車山方向の風景。もうすぐ頂上です。頂上付近のリフト乗車口。
リフトを降り右手方向に進むと霧鐘塔があります。霧鐘塔(むしょうとう)の案内。正面から見た霧鐘塔。
霧鐘塔を見上げ、空と雲のコントラスが綺麗。霧鐘塔の鐘。塔から南(中央アルプス)方向を望む。
霧鐘塔の裏側に回ってみました。塔付近から北(北アルプス)方向を望む。霧ケ峰高原ニッコウキスゲの道ルートがあります。
ニッコウキスゲの道。霧鐘塔前の案内板。しばらく進むとグライダー滑空場出入り口がありました。
ニッコウキスゲの道、藤原咲平碑前の様子。藤原咲平先生記念碑の案内板。日本のグライダーの父、藤原咲平博士の碑。
藤原咲平先生像。藤原咲平先生の石碑。そばには霧ケ峰グライダーふれあい館があります。
来た道を戻ります。リフト乗り場付近にベンチがありました。方位盤でしょうか?
東方向には八ヶ岳、車山と蓼科山が良く見えます。南方向には南アルプスと中央アルプス。雲がかかって残念でした。条件がよければ富士山も見えるそうです。
西方向には中央アルプスと北アルプス。北方向には霧ケ峰高原と北アルプス。
霧ヶ峰夏山リフト搭乗券。リフトで降りていきます。夏の高原の爽やかな空気を満喫!湿度が低くカラットして気持ちよかった。
リフトから見る景色も素晴らしかったです。ビーナスラインから駐車場に入る付近の様子。