有馬温泉 ありまおんせん
1300年の歴史を誇る温泉
基本情報
有馬温泉は阪神の奥座敷、六甲山と愛宕山の麓に湯煙を上げる温泉。その歴史は長く、『日本書紀』に舒明天皇がこの地を訪れたと記述され、奈良時代には行基がここの温泉を使って疾病治癒を始めたと伝えられている。また豊臣秀吉をはじめ、時の権力者や著名人が数多く訪れていることでも有名。道後温泉(愛媛県)、白浜温泉(和歌山県)・いわき湯本温泉(福島県)と共に日本三古湯の一つであり、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされた。名実ともに日本を代表する名泉の一つである。
温泉街は幾度となく震災などの災害に見舞われてきたが、現在はレトロとモダンがうまく融合する、関西屈指の温泉街として多くの人に愛されている。塩分と鉄分を多く含む赤褐色の含鉄泉(金泉)が代表的な泉質。他に透明な銀泉も湧出する。
草津温泉(群馬県)、下呂温泉(岐阜県)と共に日本三名泉「林羅山」に数えられ、また玉造温泉(島根県)、※(1)榊榊原温泉(ななくりの湯・三重県)、※(2)別所温泉(七久里の湯・長野県)と共に日本三名泉「枕草子」に数えられている。
※(1・2)「ななくり」の湯は諸説あり定かではない。
泉質: 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉、単純二酸化炭素冷鉱泉、単純放射能泉など
効能: 神経痛、筋肉痛、皮ふ病、冷え性、美肌、切り傷、やけど、高血圧、胃腸病など
源泉数: 不明
泉温: 83.5~98℃(金泉)/18.6~42.3℃(銀泉)
湯量: 不明
飲用: 可(施設により異なる)
住所 | 神戸市北区有馬町828 |
源泉の数 | 7 |
泉質 | その他(その他([金泉]含鉄(II)-ナトリウム-塩化物強塩泉)) |
源泉の温度 | 83.5~98.2度 |
お湯の色 | 赤褐色 |
お湯のにおい | 鉄サビ臭 |
アクセス 公共交通 | 神戸電鉄有馬温泉駅下車 最寄駅 > 有馬温泉駅(神戸電鉄)~569m |
アクセス 車 | 阪神高速有馬口出入口から県道51号経由2km 最寄IC > 有馬口IC(阪神高速7号北神戸線)~2.045km 西宮山口南IC(阪神高速7号北神戸線) |
公開サイト | www.arima-onsen.com |
問い合わせ | 有馬温泉観光総合案内所 |
TEL | 078-904-0708 |
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