伊豆山神社 いずさんじんじゃ
全国各地に点在する伊豆山神社や伊豆神社(いずじんじゃ)、走湯神社(そうとうじんじゃ、はしりゆじんじゃ)などの起源となった総本社格。箱根神社とともに二所権現と呼ばれる古社で桜の名所。
平治の乱後、伊豆国に配流の身となっていた源頼朝が再興を祈願し、鎌倉時代には関八州総鎮守となって崇敬された。
平治の乱の後伊豆の蛭ヶ小島に配流の身となっていた源頼朝が源家再興を祈願、また正妻となる北条政子と頼朝が逢瀬を重ねた場所としても有名、境内にある梛の木の葉は男女の仲を結ぶお守りになっている。
住所 | 熱海市伊豆山708-1 |
駐車場 | あり |
アクセス 公共交通 | JR熱海駅→東海バス七尾原循環で10分、バス停:伊豆山神社前下車、徒歩すぐ 最寄駅 > 熱海駅(JR)~1.866km |
アクセス 車 | 西湘バイパス早川IC国道135号20分 最寄IC > 熱海峠IC(伊豆スカイライン)~7.891km 玄岳IC(伊豆スカイライン) |
公開サイト | izusanjinjya.jp |
TEL | 0557-80-3164 |
レポート
全国各地に点在する、伊豆山神社、伊豆神社、走湯神社の起源であり、総本社「伊豆山神社」と枝垂れ桜。手水舎、紅白二龍から湧く聖水お清め。こちらの「朱印帳」は黒地に紅白二龍が描かれていました。
拝殿。白山神社の遥拝所。ここからの景色が素晴らしい!源頼朝と北条政子もきっとこの風景を目にしたことでしょう・・・
三年ぶりの再訪です。白山神社遥拝所の両脇にそびえる楠の木から精気宿るパワーを感じました!
海抜170mの山と海を見渡すことができる静かな神社は、鎌倉幕府の創設者である初代将軍、源頼朝と北条政子の恋の舞台であったため、現在も縁結びや恋愛成就の神社として人気があり、恋愛のパワースポットとして知られています。
伊豆山神社は龍神伝説の発祥の地で、龍神様の頭が伊豆山神社、龍の鼻が「走り湯」の源泉、尻尾が箱根神社と言われ、箱根・芦ノ湖にある箱根神社と二社詣するとより運気が高まるそうです。
伊豆山神社入口。ちょうどバス停があります。伊豆山浜から本殿前まで837段の階段が続いています。
祖霊社が二つ目鳥居をくぐった右手にあります。社務所。狛犬(右)・(左)
手水舎。紅白二龍(せきびゃくにりゅう)が鎮座。赤は母親、白は父親を表し、夫婦和合、家内安泰、縁結びの象徴となっています。摂社の雷電社。(祭神:火牟須比命荒魂、雷電童子)
神様の降り立つ光のパワーが宿る石。沢山たくさん賜って「光り石」にさわったり、座ったりして楽しくお参り下さいと説明がありました。
境内からは見晴らしが良く、初島がみえます。伊豆山神社参道についての説明がありました。
拝殿に向かって右隅にあるのが御神木、梛(なぎ)の木で、その葉を大切に持っていれば良縁が結ばれるとされています。拝殿。
拝殿から振り返ってみた境内の様子。装飾された拝殿。扁額。左三つ巴の神紋。
関八州総鎮守の説明。伊豆山神社本殿。境内にある池。昭和天皇が詠まれた「高とののうへよりみればうつくしく朝日にはゆる沖のはつしま」の句が刻まれてた「騎兵第七十一聯隊記念碑」。
山中に鎮座する白山神社の遥拝所。遥拝所の両脇には立派な楠木が立っています。※遥拝所とは、遠く離れた所から神仏を拝むために設けられた場所です。
本宮までの参拝案内路。ここから約1時間ほどかかるようです。右手にある楠木。苔生した楠(右)。まだまだ若々しい左側の楠木。木の肌はぬくもりを感じ一番力強い自然のパワーを感じる場所でした。
頼朝と政子の密会の場所であったと伝わり、境内には二人が恋を語った「腰掛け石」が残されています。小泉今日子さんが奉納した鳥居。
二の鳥居と参道の階段。鳥居をくぐり参道階段を登り右手にある祖霊社。伊豆山神統会の祖霊及び家族の御霊をお祀りするお社。祖霊社の案内板。参道に埋め込まれたプレート。
祖霊社の先には足立権現社がありました。社の中には役小角の像が置かれています。御祭神の役小角は、運命開拓の神様と伝えられており古くから足の病に悩む人、足腰の弱い人が祈願したなら神護を受けて強足となるという信仰があります。足立権現社の説明板。足立権現社の反対側(参道左手)に日精、月精をお祀りしている結明神社があります。結明神社の説明板。
手舎水には2匹の紅白の龍が並んでいます。伊豆山神社の案内板。道祖神とともに来た神様が降り立つと言われている「光り石」。
参道の石階段を登りきると境内が広がります。正面に拝殿があります。朱漆が美しい。
白山神社遥拝所です。山上に祀られている白山神社を遥拝。癒しのパワースポット「白山大神」。
白山神社遥拝所の右奥には郷土資料館があります。車用参道入り口に小泉今日子「キョンキョン」さんが奉納した鳥居がありました。参道の石階段の下方向を眺めた様子。