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諏訪大社 下社 春宮 すわたいしゃしもしゃはるみや

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基本情報
諏訪大社 下社 春宮

下諏訪の町の北端、秋宮の北西約1.2kmの地に鎮座。

諏訪大社は建御名方富命と八坂刀売命を 祀り、上社は建御名方富命(彦神)を下社 は八坂刀売命(女神)を主祭神としている。下社の祭神は、二月から七月まで春宮に鎮座 し、八月一日の御舟祭で秋宮に遷座し、翌 二月一日に春宮に帰座される。

秋宮と同じ神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置が美しい。歴史は下社秋宮より古く、この地が下社最初の鎮座地といわれている。

脇を流れる砥川の対岸にある万治の石仏も見どころ。川の中にある島は浮島と言い、どんな大水にも流れず下社七不思議の一つ。

社殿の周囲四隅には、御柱(おんばしら)と呼ぶ以下4本のモミの柱が建てられている。 御柱は一から四の順に短く細くなり、社殿正面右手前を一之御柱とし時計回りに配置されている。下社秋宮・春宮では御柱先端の御幣が正面(裏面は曳行により削れている)を向き、上社本宮・前宮では諏訪大社奥宮のある八ヶ岳の方向を向いている。

樹齢200年程の樅の巨木・御柱は七年目毎(六年に一度)、寅と申の年に立て替えられる(御柱祭)。

以下の二社四宮の境内が鎮座。「上社(本宮と前宮)・下社(秋宮と春宮)」があり、四社を総称して諏訪大社といい社格に序列はない。

●上社

諏訪大社 上社 本宮(ほんみや):諏訪市中洲宮山

諏訪大社 上社 前宮(まえみや):茅野市宮川

●下社

諏訪大社 下社 春宮(はるみや):諏訪郡下諏訪町下ノ原

諏訪大社 下社 秋宮(あきみや):諏訪郡下諏訪町武居

住所諏訪郡下諏訪町193
駐車場あり(無料)普通車20台
アクセス
公共交通
JR中央本線下諏訪駅から徒歩20分
最寄駅 >  下諏訪駅(JR)~1.525km
アクセス 車最寄IC > 岡谷IC(長野自動車道)~5.35km 
ご朱印
御朱印帳
御朱印を頂く場所
社務所
初穂料・寸志:500円
御朱印
公開サイトsuwataisha.or.jp/harumiya.html
問い合わせ下社春宮
TEL0266-27-8316
諏訪大社 下社 春宮 2
諏訪大社 下社 春宮 3
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レポート

2016年7月11日(月)諏訪大社 下社 春宮へ行ってきました。

諏訪大社下社の最初の鎮座地。鳥居を潜り、正面に見えるのが神楽殿で、軒下の桁に大きな注連縄が目を引きます。ちなみに秋宮にある注連縄は一回り大きく出雲大社とほぼ同じ大きさで日本一を誇っています。本殿はなく、春宮はスギの神木を神体とし、拝殿からそれらを拝礼します。境内はひっそりと静まりかえった境内は、神楽殿、拝殿、御柱などこじんまりまとまりスピリチュアルで清々しい雰囲気の中で参拝できました。

御影石の大鳥居は万治二年(1656)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者と言われます。手水舎。

  • 大鳥居
  • 手水舎
  • 手水舎2

狛犬右・狛犬左。正面に神楽殿。

  • 狛犬右
  • 狛犬左
  • 神楽殿

授与所。先で二又に分かれている御神木「結びの杉」。神楽殿は江戸時代、天和年間(1681年-1684年)頃造営と云われています。

  • 授与所
  • 御神木「結びの杉」
  • 結びの杉
  • 神楽殿

春宮一之御柱は片拝殿の右手にあります。春宮二之御柱。

  • 春宮一之御柱
  • 春宮一之御柱2
  • 春宮二之御柱
  • 春宮二之御柱2

左右片拝殿の説明。幣拝殿の説明。幣拝殿は江戸時代、安永9年(1780年)落成。幣殿と拝殿が一体となった二重楼門造りで、左右に片拝殿が並ぶ。

  • 左右片拝殿の説明
  • 幣拝殿の説明
  • 幣拝殿の彫刻

拝殿・左右片拝殿(国の重要文化財)は見ごたえ十分!秋宮と同じ絵図面で造られたといわれており、構造は同じとのことです。

  • 拝殿・左右片拝殿 左方向から
  • 拝殿・左右片拝殿 右方向から

清流は砥川に囲まれた浮島、浮島はどんな大水にも流れず下社七不思議の一つです。お社は浮島社とのことで、清め祓いの神を祀り六月三十日の大祓式、夏越の祓いはここで行なうそうです。浮島から見た幣拝殿奥にある三之御柱。

  • 浮島
  • 浮島社
  • 春宮三之御柱

全国各地の鎌倉武士が霧ヶ峰の御射山の祭典に参列する際に、まず砥川で身を清め霧ヶ峰高原八島湿原へ登山したと伝えられます。

  • 砥川
  • 砥川にかかる橋
  • 砥川の清流

万治の石仏に向かう途中にあるお土産屋さん。お守りなどを売っています。御柱祭の写真。「万治の石仏」手作りのお守りをゲット!

  • お土産屋さん
  • お守り
  • 手作りのお守り

万治の石仏のパワースポット

万治の石仏の歴史 1974年、たまたま諏訪大社の御柱祭を見学に来られこの石仏と対面された、画家の岡本太郎さんや、作家の新田次郎さんらが感嘆されたことにで雑誌等で全国に紹介され知られることになったとのことです。石仏の「万治」は、この石仏を建立した願主が、万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるものです。誕生の由来 明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に石の大鳥居を奉納しようとして石工達がこの地にあった大きな石に用いようとノミを打ち入れた時、その石から血が流れ出たというのです。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、この不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立されたとされているのがこの石仏の由来です。

  • 万治の石仏
  • 万治の石仏の説明

「浮島」の橋の手前にあった「お茶処 花結び」で一息!美容室さんが経営するカフェのようです?落ち着いた雰囲気のカフェで水出しコーヒを頂きました。情報を色々教えて頂きありがとうございました。

  • お茶処 花結び
  • 店内の様子
  • メニュー
付近にある観光レポート
諏訪大社 下社 秋宮
諏訪大社 下社 秋宮1諏訪大社 下社 秋宮2諏訪大社 下社 秋宮3
大注連縄が飾らた神楽殿、青銅製では日本一大きいとされる狛犬。
諏訪高島城
諏訪高島城1諏訪高島城2諏訪高島城3
浮城の異名を持っていたことから日本三大湖城の一つ。
諏訪大社 上社 本宮
諏訪大社 上社 本宮1諏訪大社 上社 本宮2諏訪大社 上社 本宮3
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社。
諏訪大社 上社 前宮
諏訪大社 上社 前宮1諏訪大社 上社 前宮2諏訪大社 上社 前宮3
全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社で諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社。

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