夫婦木神社 みょうとぎじんじゃ
レポート
樹齢千年を誇る霊験あらたかな御神木を祀る神社。昇仙峡からも比較的近く和合・生産・繁栄・結びの神として崇められています。この霊木と云われる夫婦木はもともと甲府市北方の山奥、下黒平にあって、昭和33年に木を切ってこの地まで運んできたとのことです。伐られているいるにも精気を宿っているかのようなパワーを感じられました。
本殿と鳥居。桜が綺麗!鳥居を正面から望む。鳥居脇に夫婦木神社の案内板がありました。
御祭神:伊弉諾大神、伊弉冉大神由来:樹種栃(とち)樹齢1000年以上
古来、和合繁栄特に縁結び子授けに霊験あらたかな神として信仰され、多くの伝説をもつ。周囲10m余、直径約3m樹体の中心空洞にして男女両性をあらわし夫婦和合の形をなす。実に雄渾壮大視るものをして造化の妙に感嘆せしめ天下希なる奇木であり霊木である。案内板より
境内に生育する欅の大木。「?黶iけやき)の幹両面に自然にできた女性の象徴、雄大な男根は奥殿に奉安す。」と案内がありました。
石垣の上に拝殿・本殿があります。階段の参道を上り二の鳥居の先に拝殿があります。
寿老神を祀った社。右手には御神水があります。お水は飲みやすく冷たく喉の渇きを閏してくれました。
拝殿を正面から望む。拝殿での参拝が終わり、次は奥殿の御神木の参拝です。右手の授与所で参拝料300円を納めます(耳かきをいただきました)。神職のおばあちゃまが説明をしてくれました。印象的だっのは、「おばあちゃま」でした。背筋がピィーン張り透き通る様な肌つやでビックリするほど元気でお若く見えました。健康の秘訣は?でしょうと尋ねると・・「御神木と御神水」のおかげですよと・・この言葉をきいて、とてつもないパワーを御神木からいただけるのだなと確信してしまった・・
参拝方法は、御神木に参拝をして御神木をさわり祈願しながら一周します。
御神木の写真はあまり撮らない方がよろしいということで、参拝で頂いた夫婦木神社由来よりを記載します。
周囲十米余、外形の入口は女性の象徴を示し、内部は空洞にて上部から長さ五米、周囲二米に近い男性の象徴は目を見はる計りに垂れ下がっております。男女が参詣して祈れば必ず結ばれ、子宝の欲しい夫婦が揃って祈願すれば必ず授かると云う、霊験あらたかな御霊木であります。武田信玄公以来今日迄この御霊木は祈願すれば必ず成就すると諸人の信仰厚く、和合・生産・繁栄・結びの神として崇められて来ました。昭和三十三年十一月二十九日御神示により、諸人信仰のため山奥より此の地にお遷して社殿を建立、夫婦木神社として祭祀せる次第であります。