西方寺(新潟市) さいほうじ
基本情報
越後の七不思議の「鳥屋野逆ダケの藪(とやのさかさだけのやぶ)」がある寺。
親鸞聖人(1173-1262)は、流罪二年後の承元三年(1209)に新潟の鳥屋野に移り、赦免までの三年間、この地に住んだとされる。
越後七不思議(えちごななふしぎ)は、越後国(現在の新潟県)に伝わる珍しいことがらを七つ集めたもの。
・逆さ竹(さかさダケ):西方寺にある枝が下向きに生える枝垂れタケ。
・焼鮒(やきフナ):山王神社にある体に黒い焦げ目模様のついているフナ。
・八房の梅(やつふさのウメ):梅護寺にあるひとつの花に八つの実がなる八重咲きのウメ。
・珠数掛桜(じゅずかけザクラ):梅護寺にある花が長く房のようにつながって咲くサクラ。
・三度栗(さんどグリ):孝順寺にある一年に三度花が咲き、実がなるというクリ。
・繋ぎ榧(つなぎガヤ):了玄寺にある糸を通したような穴のある実のなるカヤの木。
・片葉の芦(かたはのアシ):居多神社にある葉が片側一方向にだけ伸びるアシ。
・八珍柿(はっちんがき):実の中に種のできないカキの変種。原木は新潟市秋葉区古田にあり、樹齢約320年、高さ16m、幹周り203cmの巨木で県指定天然記念物。
住所 | 新潟市鳥屋野3-1-22 |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 青山駅(JR)~3.232km |
アクセス 車 | 最寄IC > 新潟中央IC(磐越自動車道)~2.914km 新潟西IC(北陸自動車道) |
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