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浄智寺 じょうちじ

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境内は「浄智寺境内」として国の史跡に指定。
基本情報
浄智寺

鎌倉幕府第5代執権・北条時頼の3男である北条宗政の菩提を弔うために、弘安6年(1283年)に創建。

禅宗の寺院で、臨済宗円覚寺派に属する。鎌倉五山第4位。鎌倉七福神の一つ布袋尊・・福徳円満(唯一の実在の人物。中国の禅僧布袋和尚を神格化したもの。)が祀られている。

杉木立の中に建つ唐風の鐘楼門が、鎌倉五山第四位の気品と山寺のような深閑とした風情を感じさせる。境内入り口には鎌倉十井のひとつ、「甘露の井」がある。

鎌倉七福神:本覚寺(恵比寿天)、長谷寺(大黒天)、鶴岡八幡宮・旗上弁財天社(弁財天)、宝戒寺(毘沙門天)、浄智寺(布袋尊)御霊神社(福禄寿)、妙隆寺(寿老人)の七人の福徳の神のこと。

鎌倉・江の島七福神(8箇所)とする場合に、江島弁財天を祀る江島神社奉安殿が加えられます。

住所鎌倉市山ノ内1402
営業時間9:00~16:30(閉館)
料金拝観料:大人200円、小人100円(30名以上で団体割引あり 大人150円)
休業日無休
駐車場あり(無料)檀家、参詣者、寺用の方のみ利用可
アクセス
公共交通
JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩8分
最寄駅 >  北鎌倉駅(JR)~555m
アクセス 車最寄IC > 朝比奈IC(横浜横須賀道路)~6.687km  釜利谷JCT(横浜横須賀道路) 
ご利益その他
ご朱印
御朱印帳
御朱印を頂く場所
御朱印所
頂ける御朱印の種類
・ご本尊「曇華殿」・鎌倉十三佛第六番「弥勒菩薩」・鎌倉江ノ島七福神「布袋尊」・鎌倉三十三観音第三十一番・鎌倉二十四地蔵第十二番など5種類
初穂料・寸志:各300円
御朱印
TEL0467-22-3943
浄智寺 1
浄智寺 2
浄智寺 3
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レポート

2015年12月4日(金)浄智寺へ行ってきました。

浄智寺は鎌倉五山の第4位に列し、多くの高僧が入山し、最盛期には11もの塔頭(子院)がありましが、鎌倉幕府が滅びて鎌倉が農漁村化するとともに次第に衰えてしまったそうです。1356年には火災により初期の建物を失い、その以後関東大震災で多くの建物が倒壊。 現在は関東大震災後に復元された建物だけが建っています。寺の裏山からは源氏山に抜けられます。

惣門(高麗門)付近の様子。惣門前にある「鎌倉十井」のひとつ「甘露の井」。

  • 高麗門付近
  • 甘露の井
  • 甘露の井碑

惣門に「宝所在近」と記された扁額。浄智寺の説明板。拝観受付、拝観料は大人一人200円。

  • 宝所在近
  • 浄智寺の説明板
  • 拝観受付

山門(上層に梵鐘を吊るした鐘楼門)。曇華殿(どんげでん)には室町時代の作と伝わる 阿弥陀・釈迦・弥勒の三如来(三世仏坐像)が安置されています。過去・現在・未来をあらわし、三世の苦すべてを救済してくれる仏様だそうです。

  • 山門
  • 曇華殿
  • 三世仏坐像

曇華殿の前では銀杏が紅葉・・・曇華殿の裏に聖観世音菩薩(しょうかんのんぼさつ)が安置されています。

  • 銀杏が紅葉
  • 曇華殿の裏
  • 聖観世音菩薩

「やぐら」の説明。岩の壁に掘った横穴があり、古くは住まい、その後墓所となり、やがて倉庫として使われていたそうです。いまでは石像が並んでいます。さらに境内を奥に進み岩穴を通り・・・

  • 「やぐら」の説明
  • やぐら
  • 岩穴

もうすぐ布袋和尚の洞穴・・・布袋和尚のお腹をなでるとご利益があるようです。洞穴の中に立っている布袋さまは、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の布袋和尚(ほていおしょう)。お腹がテカテカ・・・それ以上に指もテカテカ!

  • 布袋和尚道標
  • 布袋和尚 正面
  • 布袋和尚 右手の人差し指
  • 布袋和尚

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