土肥達磨寺 といだるまでら

本山は京都・妙心寺派「法輪寺」で、平成元年に元土肥の町長が、土肥の町おこしと「東海地震が軽微であるように」と 願いを込めて、別院として建立された。
本堂には日本一大きい達磨大師像(高さ5m、重さ約3t)が安置されている。
お皿ば赤石達磨はストレスや病と「おさらば」できるという、悩み事を皿に書いて赤石にぶつける。
住所 | 伊豆市小下田富士見台463-1 |
営業時間 | 9:00~16:00(閉門16:30) |
料金 | 参拝無料、本堂拝観料:大人500円 |
休業日 | 不定休 |
駐車場 | あり(無料) |
TEL | 0558-99-0731 |
レポート
本堂には高さ5m、重さ3トン、座像では日本一大きい達磨大師像(は不死身達磨大師)がある土肥達磨寺。
黄色い看板が目印、国道136号沿いに「だるま寺」はあります。正面から見た達磨寺。境内に入ると案内役のお出迎えがあり祈願方法をレクチャーしてくれました。
境内にある「水かけ達磨」(忍行達磨大師)、体の調子の悪いところに水を掛け浄めて病気平癒を祈願します。「立ち達磨大師」は、足が丈夫な方だったと伝えられていて、達磨大師の足や衣をさすり健康を祈願します。本日は平日で空いていましたが、土・日曜日は観光バスも立ち寄り200人以上の拝観者が来るそうです。
本堂入口にあるダルマ。本堂に足を踏み入れると薄暗い堂内に・・・わぁー、大きい・・・だるまさんて人?いやいや、少し調べてみると※だるま(達磨)は仏教の一派である禅宗開祖の達磨大師(インド人仏教僧)の坐禅姿を模した置物とありました。なので達磨大師は仏教僧のようです。
達磨座像の周りには、願い事によって色が違うたくさんの達磨が奉納されていました。
開運札(1枚100円)にひとつ願い事を書いて、宇宙創世発展の5大要素(火・風・空・地・水)を5色に表した五色願懸け達磨に張り付けたら、太鼓を1回叩き、「南無達磨婆婆訶」(なむだもそあか)と3回唱え祈願します。こちらの五色願懸け達磨は「京だるま」で目の中心が金色。その回りを囲むように黒く塗って瞳を完成させています。
開運札が沢山張り付いていて何色の「だるまさん」かわからない(;´∀`)
だるまの色について、赤色(火)は万能で、大願成就・家内安全・身体健全。黄色(風)は金運・開運・商売繁盛。青色(空)は学業成就、合格祈願。黒色(地)は厄除け。白色(水)は良縁祈願。
達磨大師像右手に極小文字で描かれた達磨大師がいました。この極小文字は「般若心行(はんにゃしんぎょう)」を写経したもので、経文を書いたものです。燈舟(山本泰宏)氏が3年5ヶ月費やし、約24万文字を書き上げたものとのこと。
備え付け虫眼鏡でみると・・細かい〜
本堂から出ると、だるま屋があり「なで達磨大師」(輪くぐり達磨)があります。祈願方法は輪をくぐり病んでいるところ撫で、達磨大師の横の小さな金を1回鳴らして健康祈願します。その後輪をくぐらずに左に抜けます。
だるま屋から外に出て「投げ皿祈祷」をしに境内に向かいます。赤い鳥居の先に大きな赤い石があり、そこに悩み事を書いた皿を投げつけ、皿が粉々に!気分スッキリ、お皿とともに「おさらば」。