足尾銅山観光 あしおどうざんかんこう
1610年(慶長15年)に発見されて以来、江戸時代から昭和48年までの400年近く続いた歴史のある銅山。1884年 足尾銅山の銅生産量が日本一となる。
現在は「日本一の鉱都」とよばれた足尾銅山の再現をはかって始められた国内最大の坑内観光地として注目を集める。資料館では、鉱石の採掘を再現した縦坑道の演出や、鉱石から銅になるまでをジオラマや模型を用い分かりやすく説明する。
「足尾銅山跡」として国の史跡に指定。
住所 | 日光市足尾町通洞9-2 |
営業時間 | 9:00-16:30 |
料金 | 大人830円、小人(小・中学生)410円 |
休業日 | 年中無休 |
駐車場 | あり |
アクセス 公共交通 | ・JR日光駅または東武日光駅から市営バスで約50分 ・わたらせ渓谷鐵道通洞駅から徒歩5分 最寄駅 > 通洞駅(わたらせ渓谷鐵道)~396m |
公開サイト | www.city.nikko.lg.jp/asiokankou/kankou/ashio/taiken/douzan.html |
問い合わせ | 足尾銅山観光管理事務所 |
TEL | 0288-93-3240 |
レポート
かつて「日本一の鉱都」と呼ばれ栄えた足尾銅山の坑内観光施設。現在は、足尾銅山観光として坑内の一部を開放し、その歴史や仕組みなどが分かるようになっています。全長1234mの坑道のうち700mの坑道内が見学できます。
無料の駐車場に止め、足尾銅山観光へ!入坑券は大人一人830円。坑道内へはトロッコ電車に乗っていきます。トロッコは15分間隔で運行。
トロッコ電車に乗って全長700メートルの薄暗い坑道へ
歩いてめぐるエリアまで5分程度です。
年代ごとにリアルな人形で再現
ぽたぽた水が滴り落ちてきます。岩肌青色地帯。
昭和時代へ。坑道内の様子。
銅資料館。機材・ジオラマ・鉱石などを展示
通洞抗から入稿して坑内を見学、銅資料館を進むと外に出ます。
白い建物の資料館・鋳銭座。足尾銅山の歴史や役割を学ぶことができます。江戸時代にこちらで鋳造された寛永通宝を造る工程を模型で表現。
江戸時代、足尾で採掘された銅は、東照宮や江戸城などの瓦等の製造に使われたれり、オランダや中国などへも輸出され、国の繁栄を支える資源となりました。
江戸時代の貨幣・寛永通宝(一文銭)は、足尾でも作られ、足尾で作られた寛永通宝にはすべて裏に「足」の字が刻まれ「足字銭」と呼ばれました。