海上自衛隊呉史料館 てつのくじら館 かいじょうじえいたいくれしりょうかんてつのくじらかん
平成16(2004)年まで現役で活躍していた潜水艦「あきしお」の計器類や寝室などを、ほとんど当時のまま公開している。機雷やそれを撤去する装置、掃海の際の作業服の実物も展示。建物は地上3階建てで、館内は1階が「海上自衛隊の歴史」、2階が「掃海艇の活躍」、3階が「潜水艦の発展」という展示内容。呉駅、呉中央桟橋にも近く、道路を挟んで「大和ミュージアム」とも隣接。
住所 | 呉市宝町5-32 |
営業時間 | 9:00~16:30(閉館17:00) |
料金 | 無料 |
休業日 | 火曜(祝日の場合は翌日休(GW期間中は変動あり)、12月29日~1月3日) |
アクセス 公共交通 | JR呉線呉駅から徒歩5分 最寄駅 > 呉駅(JR)~710m |
公開サイト | www.jmsdf-kure-museum.go.jp |
TEL | 0823-21-6111 |
レポート
海上自衛隊の広報を目的とした施設で、愛称は「てつのくじら館」です。潜水艦の構造を実際に「見て」、「触って」、「体感する」貴重な体験ができる史料館です。目を引くのは、国内では初めてとなる実物の潜水艦(実際に海上自衛隊で就役していた ゆうしお型潜水艦の「あきしお」)の屋外展示で、一部で内部の体験もできます。
海上自衛隊呉史料館の展示物、潜水艦の「あきしお」です。呉方向ゆめタウン歩道橋から望む。
艦首から。胴体下方向から。
てつのくじら館、出入口に向かいます。てつのくじら館入り口です。
初の自衛隊海外派遣となったペルシャ湾掃海派遣部隊が実際に掃討したLUGM-145機雷。
中央写真はS-4 機雷処分具です。掃海艇「ははじま」の後部甲板を再現した様子です。
海上自衛隊初代潜水艦「くろしお」の模型で内部が分かるようになっています。潜水艦の内部、科員食堂を再現。
食堂の椅子には工夫(限られた空間を有効活用)が施されています。トイレを再現した様子です。
科員居住区の3段ベットを再現した様子です。実際に横たわり体験ができます。閉所恐怖の方はいたたまれないと思います。
潜水艦の食事メニューです。食事についての説明書き。海上自衛隊 歴代潜水艦の模型。
ここから潜水艦内に入ります。入ってすぐ内部の様子です。潜水艦内の通路は狭いです。
3段ベットです。とにかく狭いです。士官食器室です。上段は機関長のベットです。
士官公室の様子です。第1、2士官寝室です。潜水艦の中は昼夜が分からないので昼間は白色灯、夜間は赤色灯を灯すそうです。
艦長室の様子です。コックピット内部の様子です。潜望鏡も見ることができます。
コックピット内部の様子です。内部の見学終了です。外観、セイルを間近で見れます。
「あきしお」の海側には4人乗員の潜水調査船「しんかい」も展示されていました。しんかいの説明板。