喜多院 きたいん
良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り川越大師の別名で知られ、境内にある五百羅漢の石像も有名である。
徳川家康の信任を得ていた天海僧正が第27世住職になると、幕府の厚い庇護を受け、江戸城から家光誕生の間や春日局化粧の間などが庫裏(重要文化財)、書院(重要文化財)、客殿(重要文化財)として移築された。いずれも見学可能。広い境内に立つ山門、鐘楼門、慈眼堂なども国の重要文化財に指定されている。1月3日のだるま市も賑わいをみせる。
住所 | 川越市小仙波町1-20-1 |
営業時間 | 客殿、書院、五百羅漢などの拝観は8時50分~16時30分(冬期は~16時) |
料金 | 拝観料:大人400円、小人(小・中学生)200円(20名以上で団体割引あり 大人350円、小人150円) |
休業日 | 2月2~3日、4月2~5日、4月第4木曜、GW直後の平日、8月16日、12月25日~1月8日(特別行事日は拝観休み) |
駐車場 | あり(100台 有料 3時間まで500円) |
アクセス 公共交通 | 東武鉄道・JR川越駅→小江戸巡回バスで10分、バス停:喜多院下車、徒歩すぐ。または西武鉄道本川越駅→徒歩15分 最寄駅 > 本川越駅(西武鉄道)~1.081km |
アクセス 車 | 最寄IC > 川越IC(関越自動車道)~4.479km 坂戸IC(圏央道) |
ご利益 | 厄除け | 学業成就 | 縁結び | 家内安全 | 商売繁盛 |
ご朱印 御朱印帳 |
御朱印を頂く場所 拝観受付 頂ける御朱印の種類 2種類 初穂料・寸志:300円 |
御朱印 | |
公開サイト | www.kawagoe.com/kitain |
TEL | 049-222-0859 |
レポート
山門右手にある明星有料駐車場。3時間まで500円(土日祝日・お正月等混雑期)。山門前の様子。天海大僧正の像。
山門の片隅にある白山神社。イチョウの黄葉が綺麗!喜多院の山門です。山門・番所の説明板。
こちらで 「厄除けだんご」をいただけます。太子堂。道標。
青空と銀杏。前面に竜、背面には鷹の彫刻がある鐘楼門。手水舎。
慈恵堂。慈恵堂は大師堂として親しまれ、潮音殿とも呼ばれています。
小江戸川越七福神のひとつとして祀られている大黒天。喜多院の案内図。多宝塔。
苦ぬき地蔵尊。徳川家光公の命により建てられた慈眼大師天海をまつる慈眼堂。慈眼堂の説明板。
どろぼうばしの由来。昭和四十七年、木橋からコンクリート橋にかけ替えられた「どろぼうばし」。色づく紅葉と「どろぼうばし」
厳島神社。
仙波東照宮の境内にある「開運だんご」店。出世開運、商売繁盛などのご利益があると言われています。
拝観案内。庫裏・寺務所(拝観の入口)から客殿と書院に渡り廊下でつながれているます。客殿には(徳川家光公 誕生の間)・書院(春日局化粧の間)などを見学できます。
遠州流庭園。客殿から慈恵堂方向を望む。右手には三代将軍お手植桜(徳川家光公がお手植えされた2代目の枝垂れ桜)があります。
枝垂れ桜と紅葉山庭園。紅葉山庭園の様子。参拝券。庫裏と慈恵堂を繋ぐ渡り廊下。
渡り廊下から眺めた紅葉山庭園の風景。柱が額になり絵のようです。
「日本三大羅漢」の一つに数えられる五百羅漢の石像がある入口。
石仏はすべてが異なる表情・ポーズで、深夜こっそりと羅漢さまの頭をなでると、一つだけ必ず温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似ているのだという言い伝えも残っています。
中央高座の大仏に釈迦如来、両脇侍(わきじ)に獅子に乗った文殊菩薩と象に乗った普腎菩薩、左の高座に阿弥陀如来、右の高座に地蔵菩薩。