鳴無神社 おとなしじんじゃ
基本情報
奈良時代の創建ともいわれている古社。参道が海に向かって延びており、「土佐の宮島」とも称される。
現在の社殿は1663年(寛文3)の再建で、切妻造、柿葺の本殿と幣殿、拝殿の3棟からなり、いずれも重要文化財に指定されている。各所に施された極彩色の彫刻も見事。
毎年8月24日から翌8月25日にかけて夏祭「志那禰祭(しなねまつり)」が行われる。24日は宵祭り(前夜祭)で、25日に本祭が行われる。本祭では祭のクライマックスとして、漁船3隻に神輿を乗せ供船として漁船20を従え大漁旗をなびかせて海上を船渡御が行われる。
住所 | 須崎市浦ノ内東分字鳴無3579 |
アクセス 車 | 最寄IC > 須崎東IC(高知自動車道)~35.401km |
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レポート
2024年6月8日(土)鳴無神社へ立ち寄ってきました。
参道が海から入るように作られていて、海に向かって建つため、「土佐の宮島」と呼ばれることもあります。
皇室に仕える方がお忍びでお参りしたところ皇太子殿下と雅子さまのご成婚に結びついたという逸話があり皇太子殿下ご成婚ゆかりの神社で有名。
湾を抜けてたどり着くと、海に立つ朱色の鳥居がお出迎え。
参道は海に向かって延びている。社伝によると、都を逃れこの場所に流れ着いた一言主命が上陸した経緯に従って、鳴無神社への正規参道は海から上陸する形になっています。
祭神は一言主命。現社殿は土佐山内家第二代藩主・山内忠義公の寄進によって再建されたもので本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財に指定されています。
拝殿を右方から。奥に見えるのは本殿で朱塗り柱が美しい。