豊川稲荷 豊川閣妙厳寺 とよかわいなりとよかわかくみょうごんじ
1441(嘉吉元)年、東海義易禅師が妙厳寺を開創した際、境内に鎮守としてダキニ天をまつったのがはじまりと伝えられる。本尊は千手観音。当時は、豊川(河川名)の近くに広がる円福ヶ丘という高台に伽藍があったが、元禄年間までに現在地に移転した。現存する諸堂は江戸時代末期から近代に再建された。
商売繁盛の神として知られており、境内の参道には鳥居が立つ。
住所 | 豊川市豊川町1番地 |
営業時間 | 境内自由(寺宝館は9:00~15:30) |
料金 | 参拝無料 |
駐車場 | あり(有料) 300台1回500円 |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 豊川駅(JR)~546m |
アクセス 車 | 最寄IC > 豊川IC(東名高速道路)~2.909km |
ご利益 | 学業成就 | 家内安全 | 交通安全 | 商売繁盛 | 諸願成就 |
ご朱印 御朱印帳 |
御朱印を頂く場所 本殿の手前にある御朱印所 頂ける御朱印の種類 「豊川吒枳尼眞天」「千手観世音菩薩」「大聖不動明王」「長壽薬師如来」の4種類 |
御朱印 | |
公開サイト | www.toyokawainari.jp |
問い合わせ | 豊川稲荷(豊川閣妙厳寺) |
TEL | 0533-85-2030 |
レポート
当日は生憎の空模様で、時より雨が強く降り、観光やお参りくる人は少なくゆっくり参拝できました。豊川稲荷は神社ではないものの、商売繁盛や福徳開運の神として知られ、境内の参道には鳥居が立っています。境内にまつられている鎮守の稲荷が有名なため、豊川稲荷と呼ばれることの多い寺院です。
豊川稲荷南西、幸町交差点付近の大型駐車場を利用しました。梅雨空・・・・。総門、門扉及び両袖の扉は、高さ4.5m、幅1.8m、厚さ15cmの欅(けやき)一枚板。
鎮守堂、別名、龍天堂(りゅうてんどう)とも言われ、昔の神楽殿であったものを昭和五年春本殿の落慶開帳に際し修築したものです。寺寶館の前の蓮の花。金木犀の大木。
鐘楼堂(昭和12年春改築)、梵鐘は戦中、国に徴用されたため昭和20年12月8日改鋳造したものだそうでう。
山門(昭和29年に大修理)、豊川閣妙厳寺 最古の建造物で天文年間に今川義元公が寄進。阿吽の仁王像。
手水舎。立願所。ちょうど郵便の集配車が赤い丸ポストの前に停車していました。なんでも境内に設置されていた丸ポストは現役最古の丸ポスト(明治45年製)とのことです。
境内の参道にある鳥居。鳥居前に鎮座する狐。寺宝館、現在は休館中。
お札受付所。鳥居越しに見た大本殿。
みこし殿。大本殿左側みこし殿付近の庭。大本殿右手前、法堂方向の庭園風景。
庭園から見た大本殿。大本殿。織田信長や豊臣秀吉らの信仰を集めていたと言われています。
大本殿左右に鎮座する狐。豊川いなり大本殿の説明。
豊川稲荷の正式なお参りの仕方
1.手を洗い口をすすぎ衣服を整え姿勢を正します。
2.合掌し「帰命頂礼(又は南無)豊川枳尼眞天( キミョウチョウライ トヨカワダキニシンテン )」
と唱えて拝礼し、これを3回繰り返します。
3.「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」と21回(7回でも可)唱えます。
4.願いを込めて黙想・祈念し、これを3回繰り返します。
らいいですが、・・・・真言の 「オン シラバッタ ニリ ウン ソワカ」と唱えて拝礼でもよいらしい。
大本殿近くにあった大きな灯篭。開運しめなわ念珠。大本殿から鳥居方向を望む。大本殿柱に細工された亀の彫刻。
本殿と宝雲殿を繋ぐ渡り廊下。宝雲殿から法堂に繋がる廊下。ここを潜って霊狐塚・奥の院へ向かいます。階段を降りた付近から本堂を振り返ってみた様子。雨足が強い〜・・・
廊下をくぐると幟が沢山立った参道となります。仏事、法要を行う宝雲殿(本尊に釋迦牟尼佛十三佛をお祀)。禅堂(万燈堂)、こちらで幸運のとんぼ玉根つき入りみくじ(200円)が引けます。
弘法堂。大黒堂。この大黒様は「おさすり大黒天」とも呼ばれ、手に触れさすることで福徳を授かると伝えられています。以前は大黒様の石像を、削り取ってその粉を財布に入れておくと福徳を授かると伝えられてたことから右側にある大黒様のお腹は凹んでいました。
千本のぼり。奥の院に鎮座する狐。奥の院。
奥の院(かつての稲荷本殿の拝殿をこちらに移築)。奥の院の説明。納符堂。
霊狐塚入口。入口に立つ狐。
参道は幟が立ち色々な形の狐が鎮座。
霊狐塚に到着!
豊川いなり表参道。せっかくなので、いなり寿しとそばを食べてきました。門前そば・きしめん「山彦」。
おしながき。いなり寿し。そば・きしめん、味はかなり薄口に感じました。邪道かもしれませんが多めに七味を足しいただきました。