河童橋・明神自然探勝路 かっぱばしみょうじんしぜんたんしょうろ
ホテル白樺荘脇から梓川右岸沿いを上流へと歩く河童橋から明神までの道。湿原などには木道が整備され、歩きやすい。上高地の自然を気軽に満喫でき、サワラ・ケショウヤナギなどの茂る原生林の木の間に明神岳、焼岳を眺望できる。
所要時間片道約70分。
住所 | 松本市安曇上高地 |
公開サイト | www.kamikochi.or.jp/enjoy/walking |
TEL | 0263-95-2405 |
レポート
散策ルート > 河童橋 > 穂高神社奥宮 > 明神池 > 明神橋 > 復路:梓川左岸河童橋から明神池への間に自然探勝路があり、うつそうとした原生林に木道が整備されています。上高地ならではの自然を楽しめました。大正池と田代池を結ぶ上高地自然研究路とは違った良さがありました。
河童橋を渡スタートします。少し進んだ所に穂高岳を望む絶景スポットがあります。
穂高岳(左手前から・西穂高岳・間ノ岳・天狗の頭・ジャンダルム・奥穂高岳・岳沢・前穂高岳・明神岳)岳沢カールの雪渓も見えます。
ジャンダルム・奥穂高岳。蒼く清冽な梓川。穂高岳全景。
西穂高岳・間ノ岳・天狗の頭。上高地のベストスポットです。自然探勝路を進んでいきます。
河童橋より200m程進んだ地点です。ここから明神池まで約3.3.kmあります。湧き水が作り出す湿原に小川が流れています。原生林に木道が整備されています。2本に分かれている木道の歩行ルールは、右側通行です。
六百山が見えます。
鴨が泳ぐせせらぎ。木橋と清流。
木道と清流。熊笹(クマザサ)が群生しています。明神池まであと2.1km地点です。
梓川の下流方向には焼岳(標高2455m)が見えます。梓川の対岸には六百山(標高2470m)が見えます。焼岳は北アルプス唯一の活火山です。
明神池まで1.1km地点です。管理車両用道路が明神自然探勝路に並行して走っています。あと明神池まで800mです。
湿原帯の木道が自然と調和して良い雰囲気を醸し出しています。
木道脇には、いたるところで小川が流れています。
湿地が池となっています。明神岳(標高2931m)です。梓川に出ました。
上流には明神橋が架かっています。穂高神社奥宮に立ち寄りました。穂高神社奥宮の鳥居。上條嘉門次レリーフ(石碑)。
嘉門次小屋。明治時代にウェストンを上高地に案内した名ガイド上條嘉門次の山小屋です。嘉門次小屋の案内板。
北アルプスの総鎮守、穂高神社奥宮です。穂高神社奥宮の説明板。
参拝者の休憩所。参拝者窓口です。拝観料250円が必要です。神社の脇に穂高神社例大祭(お船祭り)に使われる龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)が置かれていました。
明神池(明神一之池)です。明神岳からの伏流水が常に湧き出ています。明神一之池 船着場。
イワナ?マス?が泳いでいました。木々の緑が美しい明神一之池。※動植物保護のために釣りは禁止とのことです。明神ニ之池です。所々に岩や小さな島が点在しています。
明神に到着しました。上高地明神地区はパワースポットとして知られています。朝焼けの宿「明神館」(明神地区の一軒宿)です。明神館内部の様子です。
宿泊受付のカウンター、食事もここで注文しました。明神館 テーブルと椅子。天ぷらうどんと天ぷらそば。各800円でした。他にも岩魚塩焼定食1500円などのメニューもありました。
復路は梓川左岸を河童橋方向に戻りました。
梓川と明神岳。
小梨平野営場案内図。小梨平にある「森のリゾート小梨」のキャンプ場です。
情報基地の上高地ビジターセンターです。河童橋の上流に位置する「しみずばし」。六百山の麓から湧き出た豊富な水が、梓川に流れ込む 透明度抜群の清流、清水川。上高地の飲用水源として利用されています。
河童橋と焼岳を望む。穂高岳を望む。河童橋の近くにある五千尺ホテルです。夕食はフランス料理のフルコースも楽しめます。
起点の河童橋に戻ってきました。上高地の自然を堪能しました。素晴らしい一日でした。