美ヶ原高原美術館 うつくしがはらこうげんびじゅつかん
4万坪の屋外展示場には国内外の作家の彫刻作品約350点が展示されている。野外彫刻のほか、二つのギャラリーやこども美術館などもあり、様々な現代アートに親しむことができます。
レストランやショップも併設。
住所 | 上田市武石上本入 美ヶ原高原 |
営業時間 | 9:00~16:30(閉館17:00)※開館期間:7月中旬~10月中旬 |
料金 | 大人1000円、高・大学生800円、小・中学生700円(30名以上で団体割引あり 大人900円、高・大学生700円、小・中学生500円)土曜日はファミリーデー:保護者同伴の小・中学生無料 |
休業日 | 開館期間中は無休 |
駐車場 | あり(無料)1000台 |
公開サイト | www.utsukushi-oam.jp |
TEL | 0268-86-2331 |
レポート
ここは4万坪の屋外展示場に350点あまりの現代彫刻を展示している。春から秋にかけては200種類もの高山植物が咲き乱れ、ハイキング気分で現在アートを堪能できる。
料金は大人1,000円、ペットも1匹100円。
ちなみに、1981年6月に箱根町にある箱根彫刻の森美術館 の姉妹館として開館との事。
お昼前に到着、そこそこ混んでいる。お土産も沢山、売店も充実。
帰りにお土産で、わさびの効いた野沢菜を買ったのだが美味かった。入場料金は大人1000円、大学・高校生は800円、小中学生は700円。
再入場は可能である。中画像はギャラリー1と呼ばれるエリア。「こどもと旅する美術館」 と題して展覧会を開催中。
早速、屋外展示場へ。パンフレットを見ると、Aコース(標準所要時間約40分)とBコース(標準所要時間約30分)がある。
屋外に出て向かって右のルートに行くか、左にいくかの違いである。
右の彫刻タイトルは、「動揺」。
まずはBコースを周る。
ここは標高2000m、ちょっとした登り坂でも息が切れる。
中の彫刻タイトルは、「捕虜」。
右は、「のぞみ」。とても歩きやすい高原の遊歩道といった雰囲気。
左は、「陶による岩の群れ」。中は子供がドヤ顔でピアノを弾いている感じの、「山上のソロ」。
右はオーケストラのイメージ、「シンフォニア」。
左は、「マイ・スカイ・ホール(天をのぞく箱)」。
右は、「記憶の木」。
直径6mの丸い台座から3本の太い幹が大空に伸びている。上部に配置された面ごとに塗り分けられた逆ピラミッド型のパーツの表面を伝った雨水が、台座の中心にくり抜かれた円の中に落ちる仕組みになっているらしい。
ただただ関心してしまう。
中は、「息吹き」。左はこれも不思議、「プシケを運ぶ弓」。右は、「三角と三角と三角形と自然」。
ここでBコースは終了。
ゆっくり周って約50分かかった。
一度入場口に戻り、展望テラスで休憩。
かなり混んできた。こんどはAコースを周る。
左は308cmの、「親指」。
「愛のモニュメント」。
左から、翔る女、翔る男、うずくまる女、勝利、アルバ、愛の手・・・。
左は、「過去 現在 未来」。
右は都市の崩壊と再生を象徴的に表している、「イリアッド・ジャパン」。
左は、「時空領域−星の音」。
右は、「貝殻」。
左は、「アサフォ・クラ・ノ」。
ビーナスの城
「ミロのヴィーナス」など8体の大理石像を展示している。屋上からは館内をはじめ、北アルプスなど周囲360度の眺望が楽しめる。
これだけの山々が望めるはずらしいが・・。中はビーナスの城からの眺め、すばらしい。曇っているけど。
近くにはハイキングコースもあるらしい。ほぼ自分にぴったりの手形。右は、「鼓笛手」。
中は、「作品」。右は、「待つ」。このように、突然雲で視界が遮られる。
左は中国の方の作品で、「対歌」。
右はメキシコのオチョアさんの作品で、「われらの海」。
左はこの夜、夢に出てきた。
左はたしか、「旅」だった気がする。巨大なカバンを模している。
右はCMかなんかで観た事のある、「ダイアモンド構造」。
ペット連れの方、結構居た。
これもインパクトある、「家を創る人々」。中はこれもインパクトあった、「疾走する文化」。
右は、「自然界の元素 A)空気 B)大地 C)水 D)火」。
左はチケットの表紙を飾っていた、「スズメヲウツノニタイホウモチダス」。
右は、「暦(こよみ)」。中は強烈、「進化親類」。
左はかなりインパクトがあった、「行列」。
右は、「仕事は自由をもたらすか?−ミイラとしてのアーティストの肖像−」。見ると気持ち悪い。
右は「平和の為のパイプ」。
右はどうみてもとうもろこし、「豊穣への讃歌2」。
右は、「イヴ」。
ダイナマイト爆発により偶然作られた上のタンクのへこみは、女性を象徴的に表す。ニューヨークのストームキング・アートセンターに展示されている「アダム」と対をなす作品らしい。
左はなんとなく理解できる、「逆転の確率」。
中はこれもなんとなくだがわかる、「夜の戦士 ジャガー」。
右は生きている本物の、「ヤギ」。中は良く見なければどうみても、「しまうま」。
左は牛かな、「遠響」。
中は豚かな、「田舎の朝」。
中はお顔が凄くクール、「Wind Dancer」。
ここでAコース終了。
ゆっくり周って約70分かかった。
右画像はギャラリー2と呼ばれるエリア。
アモーレの鐘
ファ、ソ、ラの音を持つ大中小の3つの鐘で構成されている。深みのある音色が美ヶ原高原一帯に響き渡る。
入場ゲートの上にある。
雲が多く、眺望が良くなかったが高原はとても気持ちが良かった。是非、また来たい。