箱根彫刻の森美術館 はこねちょうこくのもりびじゅつかん
国内ではじめての野外美術館(オープンエアーミュージアム)で。野外彫刻を中心としている。
近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されている。ピカソ館をはじめ、5つの室内展示場や、広場を作品に、天然温泉の足湯もあります。
住所 | 足柄下郡箱根町ニノ平1121 |
営業時間 | 9:00~16:30(閉館17:00) |
料金 | 大人1600円、高・大学生1200円、小・中学生800円(20名以上で団体割引あり 大人1400円、高・大学生1100円、小・中学生700円) |
休業日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス 公共交通 | 小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分 最寄駅 > 彫刻の森駅(箱根登山鉄道)~260m |
アクセス 車 | 小田急箱根湯本駅―箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分 最寄IC > 須雲川IC(箱根新道)~11.267km 山崎IC(箱根新道) |
公開サイト | www.hakone-oam.or.jp |
問い合わせ | 箱根彫刻の森美術館 |
TEL | 0460-82-1161 |
レポート
国内最初の野外技術館は、屋外展示の多さ。約7万平方メートルの広大な敷地の至る所にアート作品が配置され目を楽しませてくれます。
新館からエスカレーターを下り円形広場へ向かいます。円形広場には「樹人」1971年(岡本太郎)や「人とペガサス」1949年(スウェーデン-アメリカ:カール・ミレス)、「とらわれのアクション」1906年(フランス:アリスティド・マイヨール)などが展示されています。
「弓を引くヘラクレス-大」1909年(フランス:エミール=アントワーヌ・ブールデル)。
円形広場からネットの森方向へ、途中金色の球体「球体をもった球体」が輝いていました。
ピカソ館。パブロ・ピカソの陶芸を中心に、絵画や彫刻、タピスリー、ジェマイユ、金銀オブジェなどの作品が展示されています。
The Hakone Open-Air Museum Cafeは解放感あるくつろぎの空間で一息つけます。またカフェの隣には、足湯が併設されています。
幸せをよぶシンフォニー彫刻。高さ18mの幻想的なステンドグラスの塔。頂上からは箱根の山並みを見晴らせます。
緑陰広場。ハリボテで作られた巨大な女性像。カラフルな模様のドレスを着て陽気さを振りまきながら堂々と立つ「ナナ」作品名は「ミス・ブラック・パワー」1968年
作者はニキ・ド・サン・ファール(フランス:1930-2002)
目玉焼きのベンチ。
・「交叉する空間構造」1978年(後藤良二)黒い男性像と赤い女性像が各72体、合計144体の群像が四肢を伸ばし、お互いに手足をつなぎ連なっています。
・「球体をもった球体」1978-1980年(イタリア:アルナルド・ポモドーロ)鏡面のように磨きあげられたブロンズの球体の表面に、地割れのような裂け目が入り、開口部から内部が露呈しています。
・「16本の回転する曲がった棒」1969年(伊藤隆道)ステンレスを使いゆらゆらと回る曲線は独特のきらめきをはなっています。
・「終わりのない対話」1978年(新宮 晋)流線型のフォルムは風と一体になって初めて生命が宿ったように、生き生きとした表情を見せています。
・「横たわる像 アーチ状の足」1969-1970年(イギリス:ヘンリー・ムーア)ヘンリー・ムーアは20世紀のイギリスを代表する芸術家・彫刻家で世界中にたくさん設置されているブロンズ製の抽象的なモニュメントで世間によく知られています。
本館ギャラリー。その時期によって様々なアーティストの作品が展示されています。
水面に頬をよせる天使・嘆きの天使(フランス:フランソワ= ザビエ、クロード・ラランヌ)
彫刻の森ダイニング、箱根の山並みと、晴れた日には相模湾まで見渡せる解放感いっぱいのダイニング。