吹割の滝 ふきわれのたき
高さ7m、幅30m。奇岩が1.5kmに渡って続く片品渓谷(吹割渓谷)にかかり、瀑布は「東洋のナイアガラ」と言われている。
片品川の支流の中でも、有数の美しさを誇る渓谷で新緑や紅葉の頃特に美しい。
1936年12月16日に旧文部省より、天然記念物に指定。
住所 | 沼田市利根町 |
紅葉の種類 | カエデ、ケヤキ、モミジほか |
紅葉見ごろ | 紅葉 カレンダー [ 紅葉時期 10月下旬~11月上旬 ] |
レポート
紅葉を見に行って来ました。この滝は片品川の清流が、凝灰岩・花崗岩の軟かい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、「吹割の滝」の名が生まれたそうです。
紅葉に生える吹割の滝に続く鱒飛びの滝、そして般若岩と呼ばれる岩壁群の奇景や屏風岩など、美しい景観を楽しめました。
国道120号線(日本ロマンチック街道)沿いにお土産屋さんの駐車場が点在しています。基本無料で利用できるところが多いようです。国道から滝への入口は二ヶ所あります。下流側の入口から入りました。
入口を進んで滝に降りる前、雰囲気あるお土産屋さんがありました。山のものや、実にリアルな「おもちゃのヘビ」などが軒先に陳列されています。
吹割渓谷遊歩道案内図。吹割渓ならびに吹割瀑は天然記念物(国指定)に指定されています。名瀑の説明。滝に下りる階段。
鱒飛の滝。鱒はこの滝を昇れるのでしょうか??
鱒飛の滝に落ちる前の清流は静かに流れています。連なる岩肌(般若岩)と紅葉が綺麗!澄んだ清流が這うように流れています。
下流方向から見た吹割の滝の様子。上流方向に浮島橋が架かっています。滝は女性的で優しく川床上を流れ、割れ目を落ちています。
吹割の滝に落ちる前の清流。マイナスイオンが辺り一面立ち込めています。上流方向から見た吹割の滝の様子。
雲ひとつ無い天気に恵まれました。千畳敷・夫婦岩・浮島橋。浮島橋近くから下流方向の眺めた風景。上方に屏風岩が見えます・・
こちらを昇っていくと国道(上流側の入口)へでます。浮島橋です。浮島橋を渡ります。この橋は浮島(浮島観音、浮島観音堂)に通ずる橋で、橋長は約120メートル。
浮島橋から下流方向を眺めた風景。上流方向の風景。
浮島観音礼所。浮島観音堂、左甚五郎作と伝えられる木彫像(一夜にして掘ったといわれる)の如意輪観音像が安置されています。堂左手にあった由来を記した木製の案内板。4月と10月にそれぞれ、春祭り、秋祭りが行われます。如意輪観音像様に願い事が叶う様、護摩焚きが行われます。
浮島観音堂の先には吹割橋が架かり周遊できる遊歩道が対岸に延び整備され、1周約2km、所要1時間の散策が楽しめます。