御穂神社 みほじんじゃ
三保の松原の「羽衣の松」に関係する神社として知られ、駿河国三宮で三保大明神とも称される。
創建年は不詳だが平安時代の書物にも記録が残っている古社。慶長年間(1596年~1615年)には、徳川幕府によって本殿をはじめとする壮大な社殿群が造営されたが、1668年(寛文8年)の落雷により焼失、現在の社殿はその仮宮として建てられた。
祭神は大己貴命(大国主命、三穂津彦命)・三穂津姫命。
春・秋の例大祭と4月の羽衣祭では、古くより伝承されている「羽衣の舞」が奉納される。また一年の吉凶を占い毎年2月に執り行われる「筒粥神事」でも知られる。
神社境内と羽衣の松から御穂神社社頭までは松並木が続く(神の道)は世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つ「三保の松原」の範囲に含まれている。
住所 | 静岡市清水区三保1073 |
アクセス 車 | 最寄IC > 清水IC(東名高速道路)~11.355km |
ご利益 | 縁結び | 夫婦円満 | 交通安全 | 大漁祈願 |
レポート
日本新三景・日本三大松原の一つ、三保の松原から「神の道」の参道が続くパワー溢れる神社です。
名勝三保の松原へと続く松並木の参道「神の道」。鳥居付近立つ御穂神社の案内板。
神の道から御穂神社を望む。舞殿で「羽衣の舞」と称される巫女舞が奉納されます。
神馬舎。安永2(1773)年の駿府大火で静岡浅間神社の神馬2頭が御穂神社へと逃れ、1頭は御穂神社に残り、1頭はもとに戻ったと伝えられています。
摂社の産霊神社・胡夫大夫神社・呉服之神社・稲荷神社・磯前神社
手水舎。拝殿。御穂神社には天女の羽衣の端切という布が保存されているそうです。
本殿左側から。本殿右側から。社殿の右手には社務所があります。
安産・子育て・子宝の神様を祀る「子安神社」も境内にあります。
人の社会を守る神々を祭る「八雲社・八幡社・神明社」
舞殿の拝殿側に3種類のお御籤がありました。願石みくじ・とんぼ玉みくじは200円でした。パワースポットのご利益にあやかりたいと引いてみたところ「あっ」大吉!!
石鳥居からは「神の道」と称される樹齢300年から400年ほどの松並木が約500メートル続き、先には「羽衣の松」が立っています。