幸龍寺 こうりゅうじ
江戸時代には150石の寺領を拝領した御朱印寺で、8塔頭を擁し、江戸十祖師の一つであった。
基本情報
1579年に徳川家康が浜松城下(現静岡県浜松市)で建立されたといい、開山は玄竜院日幸、開基は徳川秀忠の乳母正心院日幸。天正19年(1591)湯島あたりに建立され、その後浅草へ移転した。
天和3年(1683)没した甲府藩主徳川綱重生母順性院(藤枝氏)は幸龍寺に葬られ、鎮守柏原明神のほか塔頭大泉院・延寿院・鷲山坊・大教坊・大輪坊・玄竜坊・善応坊・春碩坊がある。「江戸名所図会」の挿絵を描いた幕末の絵師長谷川雪旦・雪提の墓などがあったが、関東大震災後千歳村烏山(現世田谷区)に移転。
境内には日本国歌「君が代」の中に歌われている、さざれ石が鎮座する。
住所 | 世田谷区北烏山5-8-1 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス 公共交通 | 京王線千歳烏山駅から徒歩15分 最寄駅 > 千歳烏山駅(京王電鉄)~1.374km |
アクセス 車 | 最寄IC > 高井戸IC(中央自動車道)~10.234km |
TEL | 03-5314-7010 |
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