角埋山 つのむれやま
自然
今も割石、自然石をそのまま使った穴太積みの石垣が残る。
基本情報
玖珠郡玖珠町にある標高576mの山。メサ(テーブル状の台地)の侵食が進んだビュートと呼ばれる特徴的な地形で、地区のシンボル的な山である。耶馬渓六十六景のひとつであるとともに、「角埋山と角牟礼城跡」としておおいた遺産に選定されている。
三方を急な斜面で囲まれた角埋山は天然の要塞で、鎌倉から戦国時代には山城である角牟礼城が立てられていた。急峻な斜面に囲まれた山上に築かれたこの城は難攻不落で知られ、1586年の島津氏の豊後侵入の際にも落城することがなかった。
山麓には、角牟礼城に代えて森陣屋が設けらていた。いまでは、森陣屋跡は整備されて三島公園となっていて、2006年10月には日本の歴史公園100選に選定されている。
住所 | 玖珠郡玖珠町森 |
アクセス 公共交通 | JR久大本線豊後森駅からタクシーで10分 最寄駅 > 豊後森駅(JR)~4.199km |
アクセス 車 | 最寄IC > 玖珠IC(大分自動車道(1))~24.289km |
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