日吉神社(大津町) ひよしじんじゃ
滋賀県大津市の山王総本宮日吉大社の神霊を「椋天神」上大津椋天神(旧社地)に勧請御鎮座したのが始まりと伝わる。天保元年(1644年)に近江国坂本の日吉神社を勧請して大字大津の氏神として天神の森に社が建てられ、祭りの奉納相撲が盛大に行われ各地でも相撲が盛んに行われるようになったそうです。大正11年(1922年)9月に火災で焼失したため、昭和3年(1928年)4月に東嶽城跡の現在地に遷宮。
例祭は11月18日。祭りは神社における神事を中心に行われ、夜には神楽も奉納される。紅葉の季節にはライトアップや祭りが行われる。
境内には狛犬ではなく縁起物の狛猿が奉納されている。「魔去る」「勝る・優る・賢る」「増さる」に通じ、家内安全・稼業繁栄・夫婦円満・子授け・安産・子育てのご利益がある。
住所 | 菊池郡大津町大津2184-1 |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 肥後大津駅(JR)~1.052km |
TEL | 096-293-2064 |
レポート
肥後大津駅。肥後大津駅よりグーグルマップを頼りに徒歩で歩くこと15分。マップでは現地に到着したことを伝えられましたが、参道が見当たりません。ご近所の方に尋ねると「少し降りたところに石の階段があるので登れば行ける」と言われました。
うっそうとした階段をあがると漸く鳥居が見えました。神社には珍しいお猿の狛犬?がお出迎え。左側のお猿さんは赤ちゃんを抱いていました。右側に鎮座するお猿の狛犬?
中々雰囲気のある本殿。山王鳥居。知り合いの和尚さんから伺いましたが、比叡山麓にある日吉大社は比叡山の守り神であり、山王さんとしても親しまれているそうです。鳥居の上に三角形が乗っているのが特徴で神仏集合の象徴との事です。
御神木の案内。当神社のくすのきの御神木。境内にある山王神社。ここにも小猿を抱くお猿さん。
国歌、君が代にも出てくる「さざれ石」の説明。
この神社は別名「つつじの宮」と呼ばれるほどつつじに覆われています。春には大勢の参拝者や見学者で溢れるそうです。