出島 (長崎県) でじま
自然 海
鎖 国時代に唯一、西洋に開かれた窓口であった出島。
基本情報
出島は、寛永13年(1636)、ポルトガル人によるキリスト教布教を禁止するために徳川幕府が築いた扇形の人工の島。
国指定史跡(出島和蘭商館跡)。大きく4つの時代の遺構や建物等を見学できます。
かつて海に面していた水門、西側ゲートから入場すると19世紀初頭の江戸時代から幕末開国後、明治へと、東側ゲートから入場すると、明治から幕末、江戸へと時代を遡ることができます。
「カピタン(オランダ商館長)部屋」など当時の様子を伝える建物が建つ。
住所 | 長崎市出島町6-1 |
営業時間 | 8:00~18:00(ただし17:40までに入館) |
料金 | 大人500円 高校生200円 小・中学生100円 |
休業日 | 無休 |
アクセス 公共交通 | JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統で5分、出島電停下車すぐ 最寄駅 > 出島駅(長崎電気軌道)~149m |
アクセス 車 | 最寄IC > 長崎市新地町IC(ながさき出島道路)~9.28km 長崎IC(ながさき出島道路) |
公開サイト | nagasakidejima.jp |
TEL | 095-821-7200 |
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レポート
2019年10月30日(水)出島和蘭商館跡へ行ってきました。
19世紀初頭の出島を復元した施設。
1636年(寛永13)、ポルトガル人によるキリスト教の布教を禁止するために、江戸幕府は長崎の有力な町人に命じて岬の突端に人工の島(出島)を築き、ポルトガル人を収容しました。明治以降、出島周辺の埋め立てが進み、1904年(明治37)には、扇形の人工島はその姿を消したそうです。
1996年(平成8年)より、江戸当時の姿への復元を目指す復元整備事業計画が長崎市により進められ現在も復元中。
東側・明治ゲート付近。出島資料館本館(旧出島神学校)明治初期に建てられた、現存するわが国最古のキリスト教(日本聖公会)の神学校。現在は、出島史料館本館として開館されています。
出島和蘭商館石碑。メインストリート・建物内の様子。
商館長宅「カピタン部屋」、日本側の貿易事務・管理の拠点だった「乙名部屋」(おとなべや)、輸入した砂糖や酒を納めた「三番蔵」、「拝礼筆者蘭人部屋」などの建物が連なります。
陶製の門柱。この先にシーボルト里帰り植物・1/15のミニ出島(模型)があります。