諸羽神社 もろはじんじゃ
仁明天皇の第4皇子・人康親王ゆかりの社。
基本情報
9世紀創建の古社で、親王が琵琶を弾いたという「琵琶石」が境内に残っている。
10月の第3日曜日に行われる神幸祭には神輿2基が自動車編成により氏子中を巡幸する。
本社祭神は天児屋根命、天太玉命にして上古この二柱の神禁裏御料地、山科卿柳山に降臨座しまし揚柳大明神と奉称す。
抑此二柱の神は天孫降臨時左右輔翼の神たるが故に両羽大明神とも称し奉る。
人皇五十六代清和天皇御宇貞観四年禁裏御所より社殿を御造営両羽大明神と唱えたまい裏山の名も両羽山と称するに至。
中古後柏原天皇御宇永正年間より中央に八幡宮、左に伊弉諾尊を右に素盞嗚命と若宮八幡宮を配し以上六柱を合祀、 従って両羽の文字を諸羽と改称す。
往古の社殿は応仁の兵火により、その後再建の社殿も江戸中期明和年間の大火により焼失す。
同期明和五年、氏子中より募財三度造営、今日に及ぶ。
従前は皇室との関係深く御崇敬を賜る。
明治に至り郷社の社格を受く。
古来山科十八郷中四宮・安朱・竹鼻の産土神として親しまる。
「神社案内板より」
住所 | 京都市山科区四ノ宮中在寺町17 |
アクセス 公共交通 | JR琵琶湖線山科駅から徒歩8分 最寄駅 > 四宮駅(京阪) |
アクセス 車 | 最寄IC > 京都東IC(名神高速道路) 大津IC(名神高速道路) |
TEL | 075-581-0269 |
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