広隆寺 こうりゅうじ

推古天皇の頃に、この地を治めていた豪族・秦氏が聖徳太子の命を受けて建立した。霊宝殿に安置されている弥勒菩薩半跏思惟像は、国宝第一号の美しい仏像。国毎年10月12日に行われる牛祭は、京都三大奇祭として知られる。
住所 | 京都市右京区太秦蜂岡町32 |
営業時間 | 9:00~17:00(12~2月は~16:30) |
料金 | 大人700円、高校生500円、小・中学生400円 |
休業日 | 無休 |
駐車場 | あり(無料) 駐車場利用は参拝者に限る |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 太秦広隆寺駅(京福電気鉄道) |
アクセス 車 | 最寄IC > 上鳥羽IC(阪神高速8号京都線) |
TEL | 075-861-1461 |
レポート
癒しの空間新霊宝館。日本一美しいといわれる宝冠弥勒菩薩は国宝指定第一号になっており、新霊宝館の中央に安置されています。像高は123.3cmと等身大で薄暗い静寂な場所に鎮座しています。
1702年の再建の南大門
本尊に聖徳太子像を祀るお堂の上宮王院太子殿(本堂)堂内には本尊として聖徳太子立像が安置されています。秘仏で、毎年11月22日(太子の命日)に開扉されます。像高は148cm。
十善戒(じゅうぜんかい)
1.不殺生(ふせっしょう)2.不偸盗(ふちゅうとう)3.不邪淫(ふじゃいん)4.不妄語(ふもうご)5.不綺語(ふきご)6.不悪口(ふあっく)7.不両舌(ふりょうぜつ)8.不慳貪(ふけんどん)9.不瞋恚(ふしんに)10.不邪見(ふじゃけん)
霊宝殿には、弥勒菩薩半跏思惟像・不空羂索観音像天平時代作)・十一面千手観音像(平安時代作)・十二神将像・阿弥陀如来坐像・聖徳太子半跏像など貴重な仏像が保管され目の前で見学できます。
弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう、みろくぼさつはんかしいぞう)通称「宝冠弥勒」 ポストカードより 広隆寺境内図(リーフレット)
聖徳太子建立の日本7大寺のひとつで京都最古のお寺。火災で当時の建物は残っていないが、聖徳太子より贈られた仏像「弥勒菩薩」が最大のみどころ。
南大門(楼門) 正面側、頭貫上の蟇股(かえるまた)。
楼門の両脇には仁王像が安置されています
石畳の参道が続きます。「講堂」の看板。地蔵堂、腹帯地蔵が安置されています。
上宮王院太子殿(本堂)
十善戒(じゅうぜんかい)。庭園の風景。新霊宝殿の奥側中央に国宝第1号の「弥勒菩薩半跏思惟像」が安置されています。