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西芳寺(苔寺) さいほうじ

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池泉回遊式庭園は京都屈指の名庭。苔寺の名で親しまれている。
基本情報
西芳寺(苔寺)

山号を洪隠山といい、臨済宗に属する。平成6年(1994)に世界文化遺産に登録された。奈良時代、聖武天皇の詔により行基が開山した古刹で、平安時代初期には弘法大師が一時住し、鎌倉初期には法然上人が中興して、浄土信仰の道場としたと伝えられている。暦応二年(1339)に後醍醐天皇、足利尊氏の深い帰依を受けた夢想国師(疎石)により再建され、禅の厳しい修行の道場となった。夢想国師自ら作庭した枯山水石組みの上段の庭と、心の字を形どる黄金池を中心とした池泉回遊式の下段の庭から成る庭園は、当時既に天下の名園として名高く、足利義満をはじめここを訪れて座禅に励んだ人も多い。

約130種の苔が境内を覆い、緑の絨毯(じゅうたん)を敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれる。庭園(史跡・特別名勝)は、上下二段構え。上の枯山水と、下は池泉回遊式で黄金池は「心」の字を描いている。

庭園内の茶室・湘南亭は、重要文化財に指定されている。

住所京都市西京区松尾神ヶ谷町56
営業時間予約制(1週間以上2ヶ月以内の希望日、人数を往復葉書に記入)
料金参拝冥加料として1名3、000円
駐車場無し
アクセス
公共交通
阪急電車 松尾駅下車 徒歩15分
最寄駅 >  松尾駅(阪急)
アクセス 車市バス「苔寺道」下車 京都バス「苔寺」下車すぐ
最寄IC > 上鳥羽IC(阪神高速8号京都線)
問い合わせ西芳寺参拝係
TEL075-391-3631
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