金閣寺(鹿苑寺) きんかくじ
鹿苑寺の通称で、庭園が有名。
基本情報
足利義満が応永4年(1397年)西園寺家の山荘を譲り受け「北山殿」と呼ぶ別邸をおいた。義満の死後、鹿苑寺と名付け、寺とした。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われる。世界文化遺産に登録されている。
北山文化の象徴として国内外に知られる名刹。
金閣は舎利殿として建てられたもの。鏡湖池に臨む三層の楼閣は二層・三層に金箔をはった室町期楼閣建築の代表的例。庭園は特別史跡・特別名勝に指定されている。
三島由紀夫や水上勉(みずかみつとむ)の小説で知られるように、現在の金閣は昭和25年火災で焼失したものを再建したもの。
住所 | 京都市北区金閣寺町1 |
営業時間 | 公開 : 9:00~17:00 |
料金 | 拝観料 大人:400円 |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 北野白梅町駅(京福電気鉄道)~1.657km |
ご朱印 御朱印帳 |
御朱印を頂く場所 不動堂の脇にある納経所 頂ける御朱印の種類 「舎利殿」・「石不動明王」・「北山殿」の3種類 初穂料・寸志:300円 |
御朱印 | |
公開サイト | www.shokoku-ji.jp/k_about.html |
問い合わせ | 金閣寺 |
TEL | 075-461-0013 |
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レポート
2019年9月27日(金)金閣寺へ立ち寄ってきました。
正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といいます。漆塗りに金箔を張ったこの建物は舎利殿で、足利義満が造営した北山山荘で唯一解体を逃れた建造物です。
金閣寺入り口。総門。入場受付の前にそびえるイチイガシ
国宝「舎利殿」金閣寺
金閣寺(舎利殿)は三層の建物で、二層目と三層目は金箔で覆われて外観は金色に輝いています。
境内(約4万坪)の半分以上を占めるのが鏡湖池をはじめとする庭園です。
銀河泉(足利義満がお茶の水に使ったと伝えられる泉)、厳下水(足利義満が手洗いに用いたと伝えられる泉)、龍門滝には、中国の故事登竜門に因んで鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。
白蛇の塚付近の様子
椅子の形をした石、貴人榻(きじんとう)
不動堂、本尊は弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王
金閣寺の参拝順序の1番最後となる「不動堂」を過ぎると、左手に茶枳尼天(ダキニテン)があります。御利益が「開運出世」・「商売繁盛」などです