田舎館村 田んぼアート いなかだてむら たんぼあーと
6月1日に田植えが行われる田舎館村では、例年7月中旬になると、田んぼのキャンバスに稲で描かれた見事な絵が浮かび上がる「田んぼアート」が見頃となります。会場は田舎館村役場東側水田(役場天守閣より見学可)と、道の駅いなかだて(展望所より見学可)の2か所。お城を模した外観の役場は、土日祝も開放(9:00~16:30)されます。田植えと稲刈り当日は、役場会場からは見学できません。
住所 | 南津軽郡田舎館村大字田舎舘字中辻123-1 |
営業時間 | 田舎館村展望台(第1田んぼアート)田舎館村役場東側水田:6月初旬~10月中旬 弥生の里展望所(第2田んぼアート)道の駅いなかだて:6月中旬~10月中旬 |
料金 | 第1田んぼアート 田舎館村展望台(役場6階展望室) 大人(中学生以上)200円・小人(小学生)100円 第2田んぼアート 弥生の里展望所(道の駅いなかだて内) 大人(中学生以上)200円・小人(小学生)100円 |
休業日 | 午前9:00~午後5:00まで(最終入館 午後4:30まで) 田んぼアート期間中は土、日、祝日も開館 |
駐車場 | 第1田んぼアート(田舎館村役場駐車場 第2田んぼアート)道の駅いなかだて「弥生の里」駐車場 |
アクセス 公共交通 | ●弥生の里展望所(第2田んぼアート)道の駅いなかだて ・JR奥羽本線「弘前駅」から弘南鉄道「田んぼアート駅」~徒歩1分 最寄駅 > 田舎館駅(弘南鉄道)~2.063km |
アクセス 車 | ●田舎館村展望台(第1田んぼアート) ・青森市より車で約40分 ・弘南鉄道「田舎館駅」より車で約5分 ・JR「川部駅」より車で約10分 ●弥生の里展望所(第2田んぼアート) ・青森市より車で約40分 最寄IC > 黒石IC(東北自動車道)~24.614km |
公開サイト | www.vill.inakadate.lg.jp |
問い合わせ | 田舎館村 企画観光課 商工観光係 |
TEL | 0172-58-2111 |
レポート
田んぼアートは、田舎館村役場展望台(第1田んぼアート)と弥生の里展望所(第2田んぼアート)から観覧できます。今回は第1会場の田舎館村役場展望台で観覧しました。使用される米は古代米2種類(黄稲、紫稲)と、この地方で栽培されているブランド米の「つがるロマン」で作品を演出しています。毎年作品は異なり、おもに日本人の芸術作品をモチーフにしています。今年の第1会場では、富士山と羽衣伝説をテーマにしたものでした。
会場道路沿いに色々な種類の稲が!この色が異なる稲穂で作品を作るそうです。
写真左から、白穂(青系赤174号)・紫穂(紫穂波)・赤穂(赤穂波)・橙(あかねあそび)・赤(べにあそび)
写真左から、白(ゆきあそび)・濃緑(緑大黒)・紫(紫大黒)・黄(黄大黒)・緑(つがるロマン)
田舎館村役場には天守閣が!展望台となっていて作品を観賞できます。いなかだて文化財の見所マップ。文化会館入口。文化会館に入ると2台の券売機が左手に設置されています。田舎館村展望台入館券(入館は大人一人200円)。展望台は役場の6階です。
当日は雨が降っていたせいか30分待ちで展望台に行く事ができました。普段はもっと待ち時間が多いそうです。エレベーターは一度に8名程しか載れない為、一階のホールの進行道右手に過去の田んぼアートの写真が展示されており、飽きさせません。エレベーターで4階まで上がり、そこからは階段で6階に登ります。展望台も15名ほどで一杯になります。見学時間はせいぜい5分位です。この日は中国からの団体さんも目に付きました。
過去に行われた作品の写真やジオラマ。
平成17年(2005):「写楽と歌麿」。
平成18年(2006):俵屋宗達の「風神雷神図」。
平成19年(2007):葛飾北斎『富嶽三十六景』の「神奈川沖浪裏と赤富士」。
平成20年(2008):「恵比寿様と大黒様」。
平成21年(2009):「戦国武将とナポレオン」。
平成22年(2010):「弁慶と牛若丸」(五条大橋での戦い)。
平成23年(2011):「竹取物語」。
平成24年(2012):第1会場「悲母観音と不動明王」。
平成24年(2012):第2会場「七福神とマジンガーZ」。
平成25年(2013):第1会場「花魁とハリウッドスター(マリリン・モンロー)」。
平成25年(2013):第2会場「ウルトラマン」。
あいにくの空模様です。
出店が出ていました。今年のテーマは富士山と羽衣伝説です。
販売されていたお土産。「はらぽっぽのマドレーヌ」・ご当地クッキーやらせんべいなど売っていました。
青森版ふなっしー。ふなっし〜の上にリンゴを被るの珍ふなっしー、たしか640円・・・下から見てみた様子です。