八百富神社 やおとみじんじゃ
養和元(1181)年、藤原俊成卿の創建と伝わる。平安歌人藤原俊成卿が三河の国司として在任中、琵琶湖の竹生島から勧請した弁財天がまつられ、神社社叢は国の天然記念物に指定されている。開運、安産、縁結びの神である市杵島姫命を祀る。貴重な暖帯林である竹島全体が神社の境内であり、国の天然記念物にも指定されている。
住所 | 蒲郡市竹島町3-15 |
営業時間 | 御祈祷9:00~16:00 |
料金 | 参拝無料 |
駐車場 | あり(有料) 月~金曜は無料、土・日曜、祝日は300円 |
アクセス 公共交通 | 最寄駅 > 蒲郡駅(名鉄)~1.786km |
公開サイト | www.yaotomi.net |
問い合わせ | 八百富神社 |
TEL | 0533-68-3700 |
レポート
竹島は全域が八百富神社(竹島弁天)の境内になっています。竹島弁天は江の島・竹生島・厳島と共に、日本七弁天の中に挙げられています。1600年関ヶ原の戦いの前には徳川家康も参拝されたそうです。また、この地方の領主である松平氏は、正月、江戸への出立、帰郷の際は必ず参拝したといい、古くから信仰を集めてきたそうです。
竹島橋が鳥居をくぐるように架かっています。竹島に到着!
八百富神社境内の案内板。竹島橋方向を振り返って見た様子。参道の階段(101段)を登って行きます。
島全体にパワーが満ち溢れている感じがします。手水舎。鳥居の正面に見える宇賀神社(境内社・祭神 宇迦之御魂神:食物を主宰する神様)。
大黒神社(境内社・祭神 大国主命)。神馬の像。千歳神社(境内社・祭神 藤原俊成卿)。
八百富神社社叢(やおとみじんじゃしゃそう)の説明。竹島は、対岸から400mの海上にある面積1.9ヘクタールの花崗岩質の小島で全島常緑広葉樹林でおおわれている。島全体が八百富神社の境内となっているため、照葉樹林が自然のまま残されている。特に、キノクニスゲは分布の北限を示すものとして貴重とのこと。
八百富神社、拝殿。開運、縁結び、安産にご利益がある市杵島姫命が祭神。八百富神社では色違いの縁結びのお守りが販売されカップルに人気。
八大龍神社(境内社・祭神 豊玉彦命:雨乞いに霊験著しく厄除けにもご利益があるという)
竹島橋手前にある八百富神社遥拝所。 八百富神社の由緒略の説明。篠津遥拝所石の鳥居の由来説明板。