富士山本宮浅間大社 ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ
全国の浅間神社の総本宮。富士山山霊を鎮めるために806(大同元)年に造営された東海地方最古の社。
本殿は重要文化財。7・8月には山頂の奥宮で挙式・祈祷など行っている。
主祭神である女神「木花之佐久夜毘売命」にちなみ桜を御神木とし、境内には約500本もの桜樹が奉納されており、春には桜花祭が開催される。
東側には湧玉池があり、境内に湧出する富士山からの湧水によってできている。何層にも重なった溶岩の間から湧出しており、特別天然記念物に指定されている。水源の岩上には朱塗りの水屋神社が鎮座している。
住所 | 富士宮市宮町1-1 |
営業時間 | 5:00~18:00(11~2月は6:00~17:00、3・10月は5:30~17:30) |
駐車場 | あり無料 300台 |
アクセス 公共交通 | 東海旅客鉄道(JR東海)富士宮駅から徒歩10分 最寄駅 > 西富士宮駅(JR)~721m |
アクセス 車 | 西富士道路小泉出入口から国道139号を経由し、県道76号を西富士宮駅方面へ車で3km 最寄IC > 西富士IC(西富士道路)~3.358km |
ご利益 | 安産子育て | 子授け | 家内安全 | 火防 |
公開サイト | fuji-hongu.or.jp/sengen |
TEL | 0544-27-2002 |
レポート
浅間大社のご神木が桜であるため、境内には約500本の桜が植えられています。
大鳥居と富士山。参道の両脇には満開の桜。参道から見た富士山と桜。
楼門付近の様子。拝殿。
拝殿。「ご神木」のしだれ桜は、武田信玄公お手植えの桜の二代目です。
富士山本宮浅間大社は富士山を御神体としていて、本殿はこちらにありますが奥宮は富士山頂になっています。富士山南麓の富士宮市に本宮が、富士山頂に奥宮があり、富士山8合目以上は奥宮の境内地(ご神域)です。
ご神木でもある500本の桜が咲き、朱塗りの社殿を華やかに彩っていました。
富士山を祖山とするパワースポットとして有名です。
第二鳥居。富士山本宮浅間大社は「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産としてついに、世界文化遺産に登録された富士山を御神体としています。
境内の案内図。参道正面には石鳥居が見えます。
石鳥居付近の風景です。
流鏑馬像。楼門前の鏡池。一名眼鏡池とも云われます。輪橋は大正4年御即位記念として石造りに改められたそうです。
輪橋から桜と楼門を見た風景。5月5日勇壮な神事流鏑馬式が執り行われる馬場から神幸橋(湧水池)方向を望む。西鳥居方向を望む。
楼門の全景。楼門前の石段上にある自然石は「鉾立石」と呼ばれ、明治初年まで行われていた山宮御神幸の際、神鉾を休め奉った所とのことです。左右脇に扉が付いた楼門。
手水舎。楼門。扁額は聖護院入道盈仁親王の御筆で文政2年に制作されたものです。
楼門を通った左手には祈祷殿があります。右手には社務所。本殿左手にある満開の桜「ご神木」。
拝殿。本殿右手にある満開の桜「ご神木」。このしだれ桜は、武田信玄公お手植えの桜の二代目です。本殿付近から楼門を見た様子です。
裏手から本殿・拝殿を望む。本殿は徳川家康公の寄造営によるもので、二重の楼閣造で棟高45尺、浅間造りと称し他に例がない珍しい構造だそうです。
菅原道真を祭っている天神社がありました。神使(祭神の使者)とされ臥牛の像が置かれていました。
桜の満開時期に訪れることができました。神田川ふれあい広場付近の様子です。
富士山本宮浅間大社の近くにはB1グランプリで優勝したB級グルメ、富士宮焼きそばのお店が沢山ありました。麺に特徴があり、少し太めで「もちもち」といった食感が楽しめます。