福地温泉 ふくじおんせん

村上天皇の入湯伝説が残る。その名残として「天皇泉」の名前が残る。

奥飛騨温泉郷の中でも小規模で、山里ならではの素朴さに懐かしさを感じる。昔ながらの景観を残すため、宿の建物は近くの古い豪農や庄屋を移築、改装している。夜には道なりに立ち並ぶ旅館の灯りが柔らかく浮かび上がり、幻想的なムードを楽しめる。勢いよく源泉が吹き出す湯元や自然が生み出す冬の風物詩、青だるなど季節ごとの福地ならではの風景も見られる。

共同浴場は存在しないが、日帰り入浴施設ならびに宿泊者専用の外湯である「舎湯」（やどりゆ）がある。

温泉地は日本百名湯にも選ばれている。

効能： じんましん、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痛風など

湯量： 2205リットル/分

飲用： 宿により異なる