野島埼灯台 のじまさきとうだい

明治2(1869年)年にフランス人技師によって造られた房総半島最南端の西洋式灯台です。
関東大震災によって一度倒壊したが、大正14年(1925年)に再建されました。
この灯台は開国の歴史を飾る慶応年2年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの四ヶ国と結んだ「江戸条約」によって建設を約束された八ヶ所の灯台の一つです。
灯台の第1号が、観音崎灯台で、その後、野島埼灯台、樫野崎、潮岬、佐多岬、剣崎などに洋式灯台が設置。
内部にある螺旋状の階段を上れば、雄大な太平洋が見渡せる。灯台資料展示室「きらりん館」も併設しています。
灯台を中心とした公園は格好の散策コース(約20分のコース)が整備され、アート作品や石碑、史跡などがあり、岬の先端には、朝日と夕日が見える岬として白いベンチが設けられています。
住所 | 南房総市白浜町白浜630 |
営業時間 | 9:00~16:00(閉店)、9:00~16:30(閉店、5~9月) |
料金 | 参観料:大人200円 |
休業日 | 荒天時休 |
アクセス 公共交通 | JR内房線館山駅からJRバス安房神戸経由安房白浜行きで36分、野島埼灯台口下車、徒歩10分 |
TEL | 0470-38-3231 |
レポート
野島埼灯台は、房総半島の最南端野島崎に立ち、白亜の八角形をした大型灯台で、「日本の灯台50選」に選ばれています。
一般に公開されています(きらりん館とセット:有料・大人200円)。日本で2番目に古い西洋式灯台で、白く輝く姿から「白鳥の灯台」ともよばれています。
野島埼灯台を中心とした公園は格好の散策コースで房総半島最南端の碑、伝説の岩屋、朝日と夕日が見える岬にある白いベンチなど見所も多くありました。
野島埼灯台のバス停。野島埼灯台の案内板。野島埼灯台を正面に望む。
灯台資料展示室「きらりん館」
地元の「神島灯台」で使われていた副灯のレンズ。烏帽子島灯台で使われていた第2等フレネル式レンズ。三宅島・サタドー岬灯台で使われていた実験用風力発電機。プレートの説明。
灯台を見上げる。文化庁の登録有形文化財に指定されいます。見学チケット。灯台入り口付近にかかるプレート。
螺旋階段を登っていきます。最上部に上がる階段。一人が上るのがやっとです。
野島埼灯台からの展望風景。東の海岸方向。南の岬方向。西の海岸方向。上を見上げた様子。
散策コースが整備されています。女性の石像(何故か首がありません)もありました。
散策コース入り口付近から灯台を望む。散策コースの様子。伝説の岩屋付近から灯台を望む。
伝説の岩屋。海神の造形物。伝説の岩屋の説明。
岬の先端方向に白いベンチが見えてきました。房総半島最南端の碑と灯台。この岩を登って白いベンチに行きます。
南房総白浜サンライズポイントの碑と白いベンチ。岬の先端「絶景 朝日と夕日が見える岬」。東方向の海岸線を望む。
振り返って野島埼灯台を望む。岬の先端にある白いベンチ。灯台付近にあった草木は風の影響か陸側に曲がっています。