三保の松原 みほのまつばら
総延長7km、5万4千本の松林が生い茂る海浜は日本新三景・日本三大松原のひとつとされ、駿河湾を挟んで望む富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名。
羽衣伝説の舞台でもあり、浜には天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる羽衣の松と呼ばれる樹齢650年の老松があり、付近の御穂神社(みほじんじゃ)には、羽衣の切れ端が保存されている。
日本の白砂青松100選にも指定されている。
毎年元旦の朝には大勢の人々が集い、伊豆半島の山々から昇る初日の出を拝む。
虹の松原(佐賀県唐津市)、気比の松原(福井県敦賀市)と共に日本三大松原に数えられている。
大沼国定公園(北海道七飯町)、耶馬溪(大分県中津市)と共に新日本三景のひとつ。
2013年6月22日 - ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録された。
住所 | 静岡市清水区 |
駐車場 | あり 無料 |
アクセス 車 | 東名静岡IC→海岸沿いの150号線(いちごライン)→199号、羽衣の松入口を右折 最寄IC > 清水IC(東名高速道路)~11.82km |
レポート
当日はあいにくの曇り空で、富士山と松の林の海岸線を楽しむことが出来ませんでした。次回に持ち越しです。数年前に訪れた時は、世界文化遺産の構成に登録されていませんでしたが・・・付近が随分と整備され観光地化が進んだように感じました。
駐車場。無料で利用できました。タクシー乗り場、以前はこちらがメインの駐車場でしたが、整備されタクシー・観光バス専用となっていました。駐車場内にあるトイレ・足洗い場。
あべかわ餅・お茶などを販売するお土産屋さん。「一ふじ」さんの店内の様子。
「一ふじ」さんの店内に静岡県地酒資料館が併設されていました。
神の道から繋がる三保の松原入口付近。
名勝、三保の松原に着きました。三保の松原付近の案内板。
天女が舞い降りて羽衣がかけられたという羽衣伝説を継承する羽衣の松(新松)
先代の羽衣の松に変わり平成22年10月に世代交代が行われたそうです。
樹齢650年の羽衣の松(古松)。手前には、羽衣の松(古松)より穂木を採取し、接ぎ木による二世が育っていました。
羽衣の松(古松)の隣に鎮座するのは、御穂神社の離宮「羽車神社」です。「羽車磯田社」とも呼ばれています。この鳥居は羽衣の名にあやかり「はごろも缶詰」から寄贈されたのでしょうか?
羽衣の松に降臨した神は、「神の道」を通って御穂神社へ渡ると伝えられています。
松林の風景。新三景の碑。
日本の能楽「羽衣」に魅せられ35歳の若さで亡くなったフランスの舞踊家 エレーヌ・ジュグラリスさんの遺髪が埋葬されたエレーヌの碑。
お食事処「羽衣」でそばを頂きました。メニュー・店内の様子。芸能人の色紙や写真が飾られていました。
かき揚そば(1100円)・おすすめ 茶そば定食(1550円)。あつあつの「かき揚」美味しかった!