佐賀市歴史民俗館 さがしれきしみんぞくかん

旧長崎街道沿いにある5棟の歴史的建造物を歴史民俗館として公開。いずれも江戸から大正にかけて建てられたもの。

旧古賀銀行内には長崎街道の歴史資料や民俗史料を展示している。

施設概要

・旧古賀銀行 − 明治39年建築。古賀銀行の設立は明治18年。民俗館の中心的な役割を果たしており、音楽会や各種展示会などが開催されているほか、館内ではカフェが営業している。

・旧古賀家 − 明治17年建築。古賀銀行の創設者古賀善平の住宅。

・旧牛島家 − 建築時期は不明。下今宿町（現朝日町）にあった町家建築を保存のため移設した。佐賀城下に残る建築物では最古のものと考えられる。

・旧三省銀行 − 明治15年建築。三省銀行の前身三省社の設立は明治15年で銀行となったのは明治18年。

・旧福田家 − 大正7年建築。明治末期から大正･昭和期の佐賀を代表する事業家、福田慶四郎の居宅。