石舞台古墳 いしぷたいこふん

埋葬者は4代の天皇に仕え、崇峻天皇暗殺の首謀者と目される蘇我馬子が有力視されてる。7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父にあたる。

日本書紀によると桃原墓（ももはらのはか）に葬られたと記されていて、発掘調査では、馬子邸があったとみられる石舞台古墳近くの島庄遺跡の池跡から多数の桃の種が出土したんだって。

古くから墳丘上部の封土を失い（・・剥がされた？）、石室の天井石を露出させていたため、月夜の晩に、狐が美女に化け古墳の上で踊っていたからだとか、旅芸人がこの石の上で舞を披露したとかで、石舞台古墳と名付けられたそうだ。