日吉大社 ひよしたいしゃ

全国約3800の日吉神社の総本宮。比叡山の麓に位置する約13万坪の広大な境内には、東西両本宮を中心に多くの社殿が点在。西本宮の本殿(国宝)、拝殿(重要文化財)、楼門(重要文化財)をはじめ、東本宮の本殿(国宝)、拝殿(重要文化財)、大宮橋・二宮橋・走井[はしりい]橋の日吉三橋(重要文化財)など、文化財の宝庫ともなっている。なかでも、比叡山焼討後1586年(天正14)に再建された西本宮本殿は日吉造[ひえづくり]という独特の建築様式。毎年4月12～15日に催される例大祭の山王祭では、七基の壮麗な神輿が登場する。

春の桜、秋の紅葉の名所として知られている。11月のモミジ祭にはライトアップされたモミジを眺めに多くの人が訪れる。